シュテフィ・リヒター/著 -- リヒター,シュテフィ -- 新曜社 -- 2020.11 -- 302.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 302.1/リ020 0115989931 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 闘う日本学
書名カナ タタカウ ニホンガク
副書名 消費文化・ロスジェネ・プレカリ化の果てに
著者 シュテフィ・リヒター /著, 小林 敏明 /編訳  
著者カナ リヒター,シュテフィ
出版地 東京
出版者 新曜社
出版者カナ シンヨウシャ
出版年 2020.11
ページ数 246p
大きさ 19cm
一般件名 日本研究
内容紹介 ドイツの日本学者が、デパート文化の発祥からマンガ・ヤスクニ・フクシマ・素人の乱まで跡づけ、日本の<ポスト戦後>を炙り出す。歴史修正主義や原発労働問題にも果敢に取り組む、著者の日本学研究を集成。
NDC分類(9版) 302.1
ISBN 4-7885-1686-1
ISBN13桁 978-4-7885-1686-1
定価 ¥2500

目次

序章 闘う日本学
  一 前哨戦
  二 自分と距離をおくことの難しさ
  三 政治の力と経済の力
  四 歴史は作られ、学ばれ、そして進行しながら起こる
第一章 日本近代を再考する
  一 問題提起
  二 日本における哲学vs.日本的哲学
  三 理性の歴史化
  四 パースペクティヴ変換
第二章 モダン・タイムズへの日本の道
  一 ライプツィヒの日本ブーム
  二 あるデパートのエピソード
  三 二つの太陽
  四 Edutainmentとしての年中行事
第三章 思想空間としての百貨店
  一 資本主義的社会形成の発展段階モデル
  二 三つの消費スタイル
  三 デパート文化の三段階
第四章 グローバル化のなかの日本研究
  一 文化を研究するとは
  二 カルチュラル・スタディーズの外的困難
  三 カルチュラル・スタディーズの内的困難
  四 歴史修正主義の比較
第五章 トランスとインター
  一 国策化するポップカルチャー
  二 日マン独とは
  三 交錯するインターとトランス
  四 マンガ世界における「日本」とは
第六章 ポップ・ナショナリズムの現在
  一 新しいナショナリズムの流れ
  二 つのだ☆ひろと英霊来世
  三 新旧の役割配置
第七章 フクシマその後
  一 原発労働への眼
  二 原子力帝国
  三 原発労働とプレカリアート
  補遺 何のための「書き直し、問い直し、読み直し」?
第八章 プレカリ化する日本
  一 ある宣言
  二 自己委任としてのエクソダス
  三 Just let us be!