永村 眞/著 -- ナガムラ,マコト -- 吉川弘文館 -- 2020.11 -- 188.55

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 188.5/ナ020 0115881112 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 中世醍醐寺の仏法と院家
書名カナ チュウセイ ダイゴジ ノ ブッポウ ト インゲ
著者 永村 眞 /著  
著者カナ ナガムラ,マコト
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2020.11
ページ数 6,376,18p
大きさ 22cm
一般件名 醍醐寺
内容紹介 京都山科に広大な寺域を保つ醍醐寺。その宗教的空間において、如何なる社会構造のもとで仏法を伝持していったのか。「醍醐寺文書聖教」などの史料調査の成果から実態を追究し、中世仏教史に醍醐寺が果たした役割を解き明かす。
NDC分類(9版) 188.55
ISBN 4-642-02965-0
ISBN13桁 978-4-642-02965-0
定価 ¥9000

目次

序章 中世醍醐寺史論の前提
  一 本書の課題
  二 醍醐寺の創建
  三 「寺家」と「寺務」
  四 「院家」と「衆徒」
  五 「上寺」と「下寺」
  六 仏法と法会
  七 伝来史料の特質と調査・保存
第一部 法流と聖教
第一章 「院家」と「法流」
  はじめに
  一 「付法」
  二 「法流」
  三 「院家」
  おわりに
第二章 醍醐寺三宝院の法流と聖教
  はじめに
  一 三宝院と三宝院流
  二 宗大事と諸尊法
  三 法流と聖教
  おわりに
第三章 「公家」と密教法流
  はじめに
  一 天子灌頂
  二 法流相承
  三 諡号相論
  おわりに
第四章 遍智院成賢の教説と聖教
  はじめに
  一 密教受容の姿勢
  二 聞書
  三 口決
  四 抄物
  おわりに
補論 醍醐寺聖教とその料紙
  はじめに
  一 醍醐寺聖教の生成とその形態
  二 聖教と料紙
  三 聖教と打紙
  おわりに
第二部 仏法と法儀
第一章 醍醐寺の史料とその仏法
  はじめに
  一 醍醐寺の聖教と法流
  二 醍醐寺の経営と史料
  三 醍醐寺の仏法
  おわりに
第二章 中世醍醐寺と三論宗
  はじめに
  一 醍醐寺と三論宗
  二 上醍醐御影堂竪義
  三 義演准后の竪義再興
  おわりに
第三章 中世醍醐寺の教相と論義
  はじめに
  一 教相と聖教
  二 「密」の論義
  おわりに
第三部 諸寺との交流
第一章 「真言宗」と東大寺
  はじめに
  一 「東大寺具書」の検討
  二 「東大寺具書」成立の背景
  三 本末関係の成立要件
  四 「真言宗東大寺」・「三論宗東大寺」
  五 東大寺と「真言宗」
  おわりに
第二章 醍醐寺報恩院と走湯山密厳院
  はじめに
  一 密厳院関係「醍醐寺文書」の整理
  二 走湯山密厳院の相承
  三 醍醐寺報恩院と「関東護持」
  四 密厳院別当職の相論
  おわりに
第三章 中世醍醐寺と根来寺
  はじめに
  一 醍醐寺における事相と教相
  二 報恩院と頼瑜法印
  三 根来寺と醍醐寺
  おわりに
補論 醍醐寺報恩院と根来寺中性院
  はじめに
  一 報恩院憲深と中性院頼瑜
  二 報恩院と「門下」
  おわりに
終章 中世醍醐寺の仏法と聖教