岩下 誠/著 -- イワシタ,アキラ -- 有斐閣 -- 2020.10 -- 372

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 372/イ020 0115898579 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 問いからはじめる教育史
書名カナ トイ カラ ハジメル キョウイクシ
シリーズ名 有斐閣ストゥディア
著者 岩下 誠 /著, 三時 眞貴子 /著, 倉石 一郎 /著, 姉川 雄大 /著  
著者カナ イワシタ,アキラ
出版地 東京
出版者 有斐閣
出版者カナ ユウヒカク
出版年 2020.10
ページ数 9,289p
大きさ 22cm
シリーズ名 有斐閣ストゥディア
シリーズ名カナ ユウヒカク ストゥディア
一般件名 教育-歴史
内容紹介 人々はなぜ知識を求めたのか。学校は<子どもが集まり勉強する場所>なのか。教育は人々を「国民」にしたか-。実証研究の成果もふんだんに盛り込みながら、学問としての教育史の面白さを説く画期的な入門書。
NDC分類(9版) 372
ISBN 4-641-15080-5
ISBN13桁 978-4-641-15080-5
定価 ¥2200

目次

CHAPTER 0 序章 教育史って何の役に立つの?
  はじめに
  1 教職教養としての意義?
  2 近代教育批判としての意義?
  3 教育史を学ぶ意義1
  4 教育史を学ぶ意義2
  おわりに
第1部 子どもを育てる/大人になる
CHAPTER 1 子どもはいつ大人になった?
  はじめに
  1 子ども史研究の誕生
  2 アリエス批判と子ども史研究のセカンド・ステージ
  3 子ども期の「普及」と子ども史研究のサード・ステージ
  おわりに 子ども史研究とポストモダン教育学
CHAPTER 2 誰が子どもを養育するのか
  はじめに
  1 コミュニティによる包摂
  2 コミュニティの「助け合い」システム
  3 「適切な養育を受けていない子ども」の養育
  おわりに
第2部 知識を身につける/使う
CHAPTER 3 人々はなぜ知識を求めたのか
  はじめに
  1 「知りたいこと」を知る
  2 知識人のアイデンティティ
  3 知的世界の拡大と普及
  おわりに
CHAPTER 4 人々は読み書き能力をどのように使ったか
  はじめに
  1 中世におけるリテラシー
  2 識字率研究の動向
  3 歴史のなかの機能的リテラシー
  4 リテラシーの影
  おわりに
CHAPTER 5 教育は働くこととどのようにかかわってきたか
  はじめに
  1 職業訓練の場と方法はどのように変遷してきたか
  2 実地訓練の多様な機能
  3 学歴・職業システムの再編と女性
  おわりに
第3部 学校を創る/学校に行く
CHAPTER 6 公教育制度はいつ,どのようにして創られたのか
  はじめに
  1 近代以前の公教育
  2 近代公教育とは何か
  3 近代公教育の展開が持つ教育史上の意義
  4 国家と市民社会の関係
  5 公教育と公共性
  おわりに
CHAPTER 7 学校は<子どもが集まり勉強する場所>なのか
  はじめに
  1 「コミュニティ」という視点
  2 「装・食・住・癒」という柱
  3 思想としての<居場所>
  おわりに
第4部 教育を変える/社会を変える
CHAPTER 8 教育は人々を「市民」にしたか
  はじめに
  1 市民を育てるための教育
  2 理性と財産,公と私
  3 性・家族・道徳と人種主義
  おわりに
CHAPTER 9 教育は人々を「国民」にしたか
  はじめに
  1 国民の成立
  2 国民の集団的権利としての教育
  3 国民国家
  おわりに
CHAPTER 10 教育は貧困・差別・排除とどのように闘ってきたか
  はじめに
  1 知られざる「教育爆発」
  2 貧困・差別・戦争に抗う教育運動の系譜
  3 命を賭した黒人高校生の登校
  おわりに
CHAPTER 11 終章 教育史って何の役に立つの?再び
  はじめに
  1 新自由主義とは何か
  2 新自由主義と教育
  3 新保守主義と教育
  4 生存のための教育
  おわりに