秋山 浩三/著 -- アキヤマ,コウゾウ -- 新泉社 -- 2020.8 -- 216.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 216.3/ア020 0116022153 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 河内弥生文化の点描
書名カナ カワチ ヤヨイ ブンカ ノ テンビョウ
著者 秋山 浩三 /著  
著者カナ アキヤマ,コウゾウ
出版地 東京
出版者 新泉社
出版者カナ シンセンシャ
出版年 2020.8
ページ数 322p
大きさ 27cm
一般件名 遺跡・遺物-大阪府 , 弥生式文化
内容紹介 西ノ辻遺跡、鬼虎川遺跡など、河内湖周辺に位置する弥生各期遺跡について考察。また、近畿地方全般におよぶ弥生時代開始期の様相、石庖丁の生産・流通の問題も論じる。「河内・和泉の考古記録」の姉妹編。
NDC分類(9版) 216.3
ISBN 4-7877-2017-7
ISBN13桁 978-4-7877-2017-7
定価 ¥8000

目次

第1章 河内弥生文化の論点
  Ⅰ 弥生開始期の具体相
  1-縄文系ムラと弥生系ムラの共存
  2-「住み分け論」から「共生論」へ
  3-田井中遺跡の重要性
  4-河内最初の水田稲作農民はどこから来たか
  Ⅱ 初期水田-水稲農耕のはじまり
  1-水田稲作をおこなわない縄文系ムラに存在した籾
  2-弥生系ムラにおける初期水田経営の展開
  Ⅲ 環濠集落の形成と墓制
第2章 弥生拠点集落・西ノ辻遺跡の再検討
  1-はじめに
  2-西ノ辻遺跡の概要
  3-山本博氏1941年(昭和16)調査の概要
  4-遺物の検討
  5-西ノ辻遺跡の集落変遷
  6-むすびにかえて
第3章 生駒山西麓域の弥生土器にみる在地産・搬入品の推移-鬼虎川遺跡・西ノ辻遺跡の採集資料をめぐる考察から
  1-はじめに
  2-1960年代の鬼虎川遺跡・西ノ辻遺跡における遺物類の採集状況
  3-採集資科の概要
  4-鬼虎川遺跡・西ノ辻遺跡における在地産・搬入土器の推移
  5-今回の作業における意義と課題-むすびにかえて
  付載 鬼虎川遺跡・西ノ辻遺跡、池上曽根遺跡ほかの近畿弥生土器の胎土分析-X線回折および化学分析
  1-緒言
  2-実験条件
  3-X線回折結果のとりあつかい
第4章 瓜生堂遺跡北東部の集落構造変遷と周辺地域の動態
  1-はじめに
  2-瓜生堂遺跡の範囲との関連において
  3-遺跡北東部における展開-時代ごとの変遷
  4-むすびにかえて
第5章 弥生時代における打製石器製作技術の変容-瓜生堂遺跡の前期・中期剝片剝離の比較検討をケース・スタディとして
  1-はじめに
  2-石器組成
  3-剝片剝離技術の復原
  4-石材採取地
  5-金山産サヌカイトの流入
  6-おわりに
第6章 亀井遺跡の弥生・土製紡錘車をめぐって
  1-亀井遺跡について
  2-紡錘車の分類と様相差
第7章 講演・口頭発表要旨
  Ⅰ 縄文・弥生共生論と近年の出来事
  1-はじめに
  2-瀬戸内地方における研究状況
  3-近畿地方における「共生」論
  4-近年の出来事との関係
  5-むすびにかえて
  Ⅱ 弥生時代・畿内石庖丁の生産と流通
  1-はじめに
  2-1990年代前半までの到達点