蒲 豊彦/著 -- カバ,トヨヒコ -- 名古屋大学出版会 -- 2020.9 -- 222.32

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 222.3/カ020 0115968141 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 闘う村落
書名カナ タタカウ ソンラク
副書名 近代中国華南の民衆と国家
著者 蒲 豊彦 /著  
著者カナ カバ,トヨヒコ
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2020.9
ページ数 7,380,114p
大きさ 22cm
一般件名 広東省-歴史 , 村落-歴史
内容紹介 互いに武力闘争を繰り返す「闘う村落」。それは明末以来の基層社会の姿であり、共産主義へと向かう農民運動の凄惨な暴力に極まる。宣教師文書を駆使しつつ、その生成・展開・終焉を跡づけ、新たな中国史像を提示する。
NDC分類(9版) 222.32
ISBN 4-8158-0998-0
ISBN13桁 978-4-8158-0998-0
定価 ¥7200

目次

序章
  一 「闘う村落」の時代
  二 史料と先行研究
  三 本書の構成
第Ⅰ部 華南農村社会の基本構造
第1章 村落と械闘
  はじめに
  一 明から清初へ
  二 械闘と村落連合
  三 紅黒旗の成立
  四 抗捕抗糧
  小結
第2章 西洋の到来
  はじめに
  一 キリスト教の伝来
  二 布教ステーションの展開
  三 汕頭開港から治安回復へ
  四 教会と械闘
  小結
第Ⅱ部 変革期
第3章 日清戦争と教会
  はじめに
  一 一八九〇年代
  二 教会に押し寄せる人々
  三 中国全土に広がる教会熱
  四 社会的、政治的救い
  小結
第4章 義和団事件から辛亥革命へ
  はじめに
  一 大峰会
  二 黄岡の義和団事件
  三 結社の成長
  四 広東東部の辛亥革命
  小結
第5章 青年と改革の時代
  はじめに
  一 秘密結社の消滅
  二 青年の登場とYMCA
  三 一九一〇年代
  四 農民運動
  小結
第Ⅲ部 武装闘争のゆくえ
第6章 国共合作から東征へ
  はじめに
  一 農村の武装化
  二 民間武装統制問題
  三 東征と武力
  四 越権行為
  小結
第7章 海陸豊ソヴィエト政権
  はじめに
  一 農民運動と宗族
  二 抵抗する強大宗族
  三 人頭大会
  四 群衆化路線の陥穽
  小結
終章