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所蔵

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資料詳細

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目次

序章 本書の方法と課題

  はじめに

  一 近世地域行財政研究の視座

  二 明治維新と地域社会

  三 先行研究

  四 本書の分析対象地

Ⅰ 近世中後期における地域行財政の展開

第一章 近世後期藩領国の行財政システムと地域社会

  はじめに

  一 請免制の成立と地域社会

  二 十九世紀における行財政システムの展開

  三 幕末維新期の行財政システムと明治三年藩政改革

  おわりに

第二章 近世後期の地域行政機構と吏員

  はじめに

  一 手永会所と地域行政

  二 手永会所と地方役人

  三 手永会所と地域社会

  おわりに

第三章 近世中後期の地域財政と地域運営財源

  はじめに

  一 近世中期の地域財政と地域入用

  二 近世後期の地域財政と地域運営財源の形成

  おわりに

第四章 近世後期の転勤惣庄屋制と地域社会

  はじめに

  一 十九世紀の藩政と惣庄屋制

  二 世襲惣庄屋の罷免と転勤惣庄屋の赴任

  三 転勤惣庄屋と地域社会

  おわりに

第五章 近世後期の地域行政機構と「零落村」管理

  はじめに

  一 近世後期熊本藩における「零落所」問題

  二 阿蘇郡北里手永における「零落村」復興事業

  三 地域行政機構による「零落村」管理

  おわりに

Ⅱ 明治前期の地方制度改革と地域社会

第一章 近代移行期の地域財政と旧大庄屋行政区

  はじめに

  一 近世後期の地域財政と地域入用の歴史的意義

  二 明治初期における地域財政の再編

  三 明治前期の町村財政と郷備財産

  おわりに

第二章 近世地方役人から近代区町村吏へ

  はじめに

  一 近世後期における地方役人の存立構造

  二 維新期の地方制度改革と地方役人の位置

  三 「大区小区制」期における区町村吏の選出方法と集団性

  四 「大区小区制」期における地域運営の混乱と区町村吏

  おわりに

第三章 明治初期の地方制度改革と地域資産

  はじめに

  一 維新期の地方制度改革と地域資産

  二 「大区小区制」期の地域資産をめぐる官民対立の展開

  三 地域資産をめぐる民衆運動と官の政策転換

  おわりに

第四章 明治二十年代旧藩領における「民属金下戻運動」の展開

  はじめに

  一 旧藩領における「民属金下戻運動」の組織化

  二 「民属金下戻運動」の担い手たちと歴史認識

  おわりに

終章 近世の地域行財政と明治維新

  一 本書の梗概

  二 残された課題

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