樋口 恵/著 -- ヒグチ,メグミ -- 晃洋書房 -- 2020.7 -- 361.62

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 361.6/ヒ020 0115871501 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル エリアス・カネッティ『群衆と権力』の軌跡
書名カナ エリアス カネッティ グンシュウ ト ケンリョク ノ キセキ
副書名 群衆論の系譜と戯曲集を手がかりに
著者 樋口 恵 /著  
著者カナ ヒグチ,メグミ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2020.7
ページ数 5,238p
大きさ 22cm
一般件名 群衆と権力
内容紹介 ユダヤ系のドイツ語作家カネッティ。その主著「群衆と権力」は、「ファシズムの根源を暴くこと」を目的に書かれた。群衆とは一体何で、それはいかにして権力と結びつくのか。カネッティの思想の軌跡を辿る。
NDC分類(9版) 361.62
ISBN 4-7710-3382-5
ISBN13桁 978-4-7710-3382-5
定価 ¥3900

目次

序論
第一章 群衆論の系譜
  1 ニーチェ『善悪の彼岸』(一八八六)
  2 ギュスターヴ・ル・ボン『群衆心理』(一八九五)
  3 ガブリエル・タルド『世論と群衆』(一九〇一)
  4 ジークムント・フロイト『集団心理学と自我分析』(一九二一)
  5 ホセ・オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』(一九二九)
  6 群衆論のその後-ヴィルヘルム・ライヒとエーリヒ・フロム
  7 群衆論の系譜における『群衆と権力』の位置づけ
第二章 『結婚式』
  1 「音響上の仮面」と「共通言語」
  2 「生き残ること」の権力
  3 権力闘争の場「家」
  4 世界の崩壊
第三章 『虚栄の喜劇』
  1 焚書に対する回答
  2 自己像の破壊
  3 Wir-Gefühl
  4 群衆形式における聴覚的効果
  5 鏡像のひずみ
第四章 『猶予された者たち』
  1 TodとSterben
  2 暴力の抑止と監視の働き
  3 「変身の禁止」からの解放
  4 「生き残ること」の克服
第五章 『群衆と権力』
  1 文化人類学への接近と心理学の否定
  2 詩的直観-ニーチェ、フロイト、カネッティ
  3 反科学
結び