定延 利之/著 -- サダノブ,トシユキ -- 三省堂 -- 2020.6 -- 810.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 810.1/サ020 0115910143 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル コミュニケーションと言語におけるキャラ
書名カナ コミュニケーション ト ゲンゴ ニ オケル キャラ
著者 定延 利之 /著  
著者カナ サダノブ,トシユキ
出版地 東京
出版者 三省堂
出版者カナ サンセイドウ
出版年 2020.6
ページ数 283p
大きさ 21cm
一般件名 日本語 , コミュニケーション , 人格
内容紹介 「人間は変わらない」という伝統的な人間観に、不自由さ、コミュニケーションの難しさがある。本当にそうなのか。コミュニケーションにおける人間の姿を「キャラ」を切り口に広く深く論じる。ネット連載等をまとめて書籍化。
NDC分類(9版) 810.1
ISBN 4-385-34912-1
ISBN13桁 978-4-385-34912-1
定価 ¥3000

目次

序章
  第1節 問題意識
  第2節 目的
  第3節 考察対象
  第4節 手法
  第5節 この本の構成
第Ⅰ部 準備的考察
第1章 「キャラ」「キャラクタ」論の概観
  第1節 キャラ1:外来語「キャラ(クタ)」
  第2節 キャラ2:伊藤(2005)のキャラ(Kyara)
  第3節 キャラ3:状況次第で意図と関わり無く変わる人間の部分
  第4節 まとめ
第Ⅱ部 日本語コミュニケーションにおけるキャラ(クタ)
第2章 伝統的な人間観の限界
  第1節 前提:伝統的な人間観
  第2節 伝統的な人間観の限界
  第3節 意図を前提とするコミュニケーション行動観の問題
  第4節 まとめと補足
第3章 伝統的な人間観の重要性
  第1節 伝統的な人間観の浸透の実態
  第2節 伝統的な人間観の浸透の原因:良き市民社会の「お約束」
  第3節 まとめと補足
第4章 タブーとカミングアウト
  第1節 欲求の相克と共同体のカミングアウト
  第2節 関節の分担
  第3節 「キャラ」の誕生
  第4節 まとめと補足
第5章 まとめと補足
  第1節 予想される反論と再反論
  第2節 他の「キャラ」論との関わり
第Ⅲ部 日本語におけるキャラ(クタ)
第6章 キャラに関わる2種類の行動
  第1節 キャラの発動と付与
  第2節 キャラ発動とキャラ付与に関する補足説明
第7章 キャラの発動
  第1節 前提
  第2節 先行研究
  第3節 発話キャラクタの二分
  第4節 《在来》タイプの発話キャラと「品」「格」「性」「年」
  第5節 まとめと補足
第8章 キャラの付与
  第1節 前提
  第2節 キャラ付与の三分
  第3節 キャラ付与の伝統
  第4節 まとめと補足
第9章 まとめと補足
第Ⅳ部 結論
第10章 キャラとは何か