中山 誠二/著 -- ナカヤマ,セイジ -- 同成社 -- 2020.5 -- 616.7

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 616.7/ナ020 0115836462 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル マメと縄文人
書名カナ マメ ト ジョウモンジン
シリーズ名 ものが語る歴史
著者 中山 誠二 /著  
著者カナ ナカヤマ,セイジ
出版地 東京
出版者 同成社
出版者カナ ドウセイシャ
出版年 2020.5
ページ数 7,191p
大きさ 22cm
シリーズ名 ものが語る歴史
シリーズ名カナ モノ ガ カタル レキシ
叢書巻次 40
一般件名 豆類-歴史 , 縄文式文化 , 遺跡・遺物-日本
内容紹介 レプリカ法によって縄文土器にマメの圧痕が発見され、縄文時代にはマメが栽培されていたことが明らかになった。植物考古学の最前線に立つ著者が、最新の研究成果と共に、基本的観察法を紹介する。
NDC分類(9版) 616.7
ISBN 4-88621-844-5
ISBN13桁 978-4-88621-844-5
定価 ¥3700

目次

第1章 縄文人が利用したマメ
  1.日本人が利用しているマメのはじまり
  2.アズキか、リョクトウか?
  3.縄文のダイズ研究元年
第2章 マメの同定法
  1.古代の植物の研究法
  2.土器についた不思議な孔
  3.マメの部位と種類の見分け方
  4.さまざまなマメの種子の特徴
第3章 縄文時代のアズキ
  1.アジアヴィグナ
  2.現生アズキ亜属の観察
  3.縄文時代のアズキ亜属の植物遺存体
  4.アズキ亜属の圧痕観察
  5.縄文アズキの出土分布
第4章 縄文時代のダイズ
  1.縄文中期ダイズの発見
  2.縄文ダイズの分布と拡散
  3.縄文ダイズの種子の形態的特徴
  4.縄文ダイズの形態と大きさ復元
  5.在来種の栽培ダイズの形態観察
  6.現生の栽培ダイズの形態的特徴
  7.現生ダイズと縄文ダイズの比較
第5章 マメ科植物の大型化と栽培化
  1.植物のドメスティケーション
  2.ダイズの起源地に関わる従来の説
  3.植物考古学のデータ
  4.遺伝学から見たダイズの起源
  5.縄文ダイズの種子形態の時間的変化
  6.縄文ダイズの栽培化プロセス
  7.ツルマメと中間タイプの発見
  8.アズキの栽培化
第6章 マメの栽培利用と調理法
  1.縄文時代の植物管理・栽培
  2.マメ科植物の利用と気候変動
  3.マメは主食だったのか?
  4.マメの調理法
第7章 マメと縄文人
  1.食料としてのマメの役割
  2.世界の新石器時代のマメ利用
  3.マメをとりまく精神世界
  4.古代のマメと和食とのつながり
  5.「縄文マメ学」の未来