兼平 賢治/著 -- カネヒラ,ケンジ -- 吉川弘文館 -- 2020.6 -- 210.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.5/カ020 0115844797 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世武家社会の形成と展開
書名カナ キンセイ ブケ シャカイ ノ ケイセイ ト テンカイ
著者 兼平 賢治 /著  
著者カナ カネヒラ,ケンジ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2020.6
ページ数 9,363,8p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-近世 , 武士
内容紹介 17世紀、武家社会はいかに転換したのか。政治理念転換の画期とされる四代将軍家綱の政権期に注目し、東北諸藩の藩政を題材に追究。殉死禁止令やお家騒動などを分析し、武家社会の形成過程と到達点を解明する。
NDC分類(9版) 210.5
ISBN 4-642-03499-9
ISBN13桁 978-4-642-03499-9
定価 ¥9500

目次

序章 本書の課題と構成
  一 本書の課題
  二 本書の構成
第一部 家綱政権の諸政策にみる武家社会の転換
第一章 殉死禁止令と東北諸藩
  はじめに
  一 殉死の実態
  二 殉死禁止令の公布と東北諸藩
  三 殉死禁止令公布後の盛岡藩
  四 殉死禁止令公布後の仙台藩
  おわりに
第二章 証人制度の運用にみる幕藩関係の展開
  はじめに
  一 慶長・元和期における証人制度
  二 家光政権期における証人制度
  三 幼将軍家綱の襲職と証人制度
  おわりに
第三章 南部騒動と家綱政権
  はじめに
  一 重直の嗣子選定の経緯
  二 家綱政権の裁定とその意図
  おわりに
第二部 人の一生と動物から描く武家社会の転換
第一章 牢人(新参家臣)の一生と武家社会の転換
  はじめに
  一 家中形成と藩政の確立
  二 新参家臣が仕官するまで
  三 召し抱えられた後の新参家臣
  四 藩主重直の死と新参家臣
  五 新参家臣の没後
  おわりに
第二章 近世大名の離婚
  はじめに
  一 高久と幕の婚姻にいたるまで
  二 離婚の原因
  三 「御一門様方」と「御相談」の内容
  四 離婚後
  おわりに
第三章 東北の馬にみる幕府御用馬購入策の変遷
  はじめに
  一 近世武家社会における馬
  二 東北への御馬買衆の派遣
  三 派遣廃止後の馬の購入
  おわりに
付論 公儀御鷹師衆・諸藩鷹師からみる一七世紀の東北
  はじめに
  一 御鷹御用役人衆と公儀御鷹師衆
  二 御鷹師衆の盛岡滞在
  三 諸藩鷹師
  おわりに
第三部 盛岡藩政にみる一八世紀への展開
第一章 「藩主御内書」にみる藩政の確立と展開
  はじめに
  一 「藩主御内書」発給前
  二 三代重直期における「藩主御内書」発給の意義
  三 四代重信期における「藩主御内書」発給の意義
  四 五代行信期における「藩主御内書」発給の意義
  おわりに
第二章 直訴と目安箱にみる藩政の展開
  はじめに
  一 二代利直期の目安
  二 三代重直期の直訴と目安箱
  三 四代重信と五代行信の直訴への対応
  おわりに
第三章 「御国」「他国」「異国」からみた一七・一八世紀の盛岡藩の「国政」「御国之風儀」
  はじめに
  一 一七世紀における「国政」と「御国之風儀」
  二 一八世紀における「国政」と「御国之風儀」
  三 「御家柄」と「国政」「風儀」の改革
  おわりに