橋本 嘉代/著 -- ハシモト,カヨ -- 書肆侃侃房 -- 2020.3 -- 361.63

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 361.6/ハ020 0115881609 一般図書   在架
奄美一般 2階閲覧室 361.6/ハ020 0211760350 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 1 0 1

資料詳細

タイトル なぜいま家族のストーリーが求められるのか
書名カナ ナゼ イマ カゾク ノ ストーリー ガ モトメラレル ノカ
副書名 「公私混同」の時代
著者 橋本 嘉代 /著  
著者カナ ハシモト,カヨ
出版地 福岡
出版者 書肆侃侃房
出版者カナ ショシ カンカンボウ
出版年 2020.3
ページ数 231,8p
大きさ 19cm
一般件名 家族 , マス・メディア
内容紹介 結婚・出産のご報告、パタハラ、洗濯男子、テレワーク、親バカ文化…。「私ごと」と「オフィシャルなこと」の境界線が曖昧化した「公私混同の時代」となりつつある現代。公私領域の再編に注目し、家族ブームの背景を読み解く。
NDC分類(9版) 361.63
ISBN 4-86385-394-2
ISBN13桁 978-4-86385-394-2
定価 ¥1600

目次

1 「私ごと」が国民的関心事に?
  「公私混同」の意味が変わった
  進次郎&クリステル婚が象徴する「私ごと」の劇場化
  ソーシャルメディアの普及と「ご報告」ブーム
  家族を語る行為を支えるもの
  「家族が大切」という意識の高まり
2 家族の語られ方が2010年代に変わった
  家事とCMと男と女
  ぼく作る人&洗う人-料理男子、洗濯男子の登場
  パパブログにみる「親バカ」文化の隆盛
  誰が「父」として語っているか
  「ママだけど…」という役割規範への低抗
3 エンタメコンテンツとしての家族のストーリー
  家族を問い直すメディア作品への社会的な注目
  ハリウッド映画の新旧のヒーロー
  「父」を語る欧米文化の輸入
  「ご報告」に反映された、父としてのあり方
4 家族をめぐる政治・経済的な思惑とメディアの関与
  家族に関する政策とメディアの連動
  国家的リスクと「家族の絆」言説の強化
  「イクメン」ブームを支えたもの
  レジャーの流行と家族の休日の関係
5 <公><私>の揺らぎと家族の変容
  浸食し合う<公><私>の境界線
  家事や育児は押し付け合うものなのか
  「家族の絆」言説の過熱化とその弊害
  家族のストーリーが求められる理由