小池 和彰/著 -- コイケ,カズアキ -- 税務経理協会 -- 2020.5 -- 342.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 342.1/コ020 0115836785 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 財政支出削減の理論と財源確保の手段に関する諸問題
書名カナ ザイセイ シシュツ サクゲン ノ リロン ト ザイゲン カクホ ノ シュダン ニ カンスル ショモンダイ
著者 小池 和彰 /著  
著者カナ コイケ,カズアキ
出版地 東京
出版者 税務経理協会
出版者カナ ゼイム ケイリ キョウカイ
出版年 2020.5
ページ数 7,4,211p
大きさ 22cm
一般件名 財政-日本 , 所得税 , 消費税
内容紹介 所得概念の精緻化により認められる所得控除、東日本大震災で明らかになった雑損控除の課題、消費税の非課税が引き起こす問題、給与と外注費を区分する判断基準など、恣意性と関わる税法の諸問題を論じる。
NDC分類(9版) 342.1
ISBN 4-419-06705-2
ISBN13桁 978-4-419-06705-2
定価 ¥3000

目次

序章
  第1節 はじめに
  第2節 本書の課題
第1章 財政支出削減の手段としてのサリーの租税論
  第1節 はじめに
  第2節 財政支出削減のために生まれたサリーの租税論
  第3節 間接的な支出に着目することにより財政支出を削減するサリーの租税論
  第4節 所得の再分配を実現するサリーの租税論
  第5節 現実的なアプローチとしてのサリーの租税論
  第6節 むすび
第2章 所得概念の精緻化により認められる所得控除
  第1節 はじめに
  第2節 租税支出の一部としての所得控除
  第3節 所得概念の精緻化としての所得控除
  第4節 むすび
第3章 二つの論拠と結びつく寄附金控除
  第1節 はじめに
  第2節 インセンティブを提供する手段としての寄附金控除
  第3節 寄附金控除に関する二つの方法
  第4節 むすび
第4章 所得概念の精緻化の観点からの医療費控除の範囲
  第1節 はじめに
  第2節 担税力を根拠とする医療費控除
  第3節 所得概念の精緻化を根拠とする医療費控除の範囲
  第4節 藤沢メガネ訴訟
  第5節 むすび
第5章 東日本大震災で明らかになった雑損控除の課題
  第1節 はじめに
  第2節 雑損控除の範囲
  第3節 損害額の判定
  第4節 足切額
  第5節 控除の順番
  第6節 むすび
第6章 マネーマシンとしての消費税
  第1節 はじめに
  第2節 わが国の財政問題
  第3節 マネーマシンとしての付加価値税に関するこれまでの研究
  第4節 アメリカにおける保守とリベラル
  第5節 むすび
第7章 消費税の非課税が引き起こす問題
  第1節 はじめに
  第2節 消費税法における非課税の意味
  第3節 消費税法における非課税取引・不課税取引の問題
  第4節 むすび
第8章 土地付き建物の取得価額
  第1節 はじめに
  第2節 消費税の非課税制度がもたらす不公平
  第3節 土地付き建物の取得価額の評価
  第4節 土地付き建物を評価する際の時価の選択
  第5節 不動産鑑定士の評価が不適切であるとされた事例
  第6節 土地取引を非課税から課税にする論拠
  第7節 むすび
第9章 給与と外注費を区分する判断基準
  第1節 はじめに
  第2節 給与所得に関する帰納的な定義
  第3節 給与か外注費かを判断する基準となっている通達等
  第4節 建設業とホステス業の外注費と給与所得の区分
  第5節 むすび
第10章 マンション販売業者の仕入税額控除に関する問題
  第1節 はじめに
  第2節 マンション業者の仕入税額控除に関する問題
  第3節 平成24年1月19日の国税不服審判所の裁決
  第4節 さいたま地裁平成25年6月26日判決
  第5節 当初目的説の展開
  第6節 むすび
終章
  第1節 はじめに
  第2節 所得控除に関する諸問題
  第3節 消費税の非課税等に関する諸問題
  第4節 今後の展望