岡崎 まゆみ/著 -- オカザキ,マユミ -- 晃洋書房 -- 2020.3 -- 327.921

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 327.9/オ020 0115848509 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 植民地朝鮮の裁判所
書名カナ ショクミンチ チョウセン ノ サイバンショ
副書名 慣習と同化の交錯・法の「実験」
著者 岡崎 まゆみ /著  
著者カナ オカザキ,マユミ
出版地 京都
出版者 晃洋書房
出版者カナ コウヨウ ショボウ
出版年 2020.3
ページ数 3,221,15p
大きさ 22cm
一般件名 民事裁判-歴史 , 法律-朝鮮 , 朝鮮-歴史-日韓併合時代(1910〜1945)
内容紹介 現地慣習の尊重か、それとも日本への同化か-。1912年から1939年まで、帝国日本のもとで展開した日本統治時代における朝鮮の民事裁判を、実際の判決資料から分析する。
NDC分類(9版) 327.921
ISBN 4-7710-3352-8
ISBN13桁 978-4-7710-3352-8
定価 ¥4300

目次

序章 帝国日本からみた植民地法史
  はじめに
  一 先行研究と問題点
  二 本書の視角
第一章 植民地朝鮮の司法環境
  一 植民地朝鮮の民事法体系と「慣習」
  二 朝鮮における「司法権の独立」
  三 朝鮮の民事裁判関係資料の現況
  四 民事裁判件数からみる特徴
  おわりに
第二章 朝鮮の戸主権をめぐる司法判断と同化
  一 「家」の意義
  二 戸主権の形成とその対象
  三 戸主権をめぐる朝鮮の司法判断
  四 内地と朝鮮における戸主権の意義
  おわりに
第三章 朝鮮の親族集団をめぐる司法判断と同化
  一 朝鮮における親族集団の伝統的意義
  二 親族集団をめぐる司法判断
  三 裁判外における親族集団の法的認識
  おわりに
第四章 祭祀権をめぐる「近代法」化
  一 朝鮮における相続の核心
  一 祭祀をめぐる朝鮮の司法判断
  三 朝鮮総督府判事・野村調太郎の法思想とその影響
  おわりに
第五章 朝鮮司法における同化の意義
  一 慣習と同化
  二 内地人弁護士による朝鮮認識
  三 「先例」としての司法判断
  おわりに
補論 談合詐欺罪をめぐる「法の権衡」
  (一)朝鮮における「談合有罪論」
  (二)京城土木談合事件の概要
  (三)裁判過程における弁護人の主張
  (四)裁判官の判断とその背景
  おわりに
結論