越智 雄磨/著 -- オチ,ユウマ -- 国書刊行会 -- 2020.3 -- 769.35

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 769.3/オ020 0115848988 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル コンテンポラリー・ダンスの現在
書名カナ コンテンポラリー ダンス ノ ゲンザイ
副書名 ノン・ダンス以後の地平
著者 越智 雄磨 /著  
著者カナ オチ,ユウマ
出版地 東京
出版者 国書刊行会
出版者カナ コクショ カンコウカイ
出版年 2020.3
ページ数 249p
大きさ 22cm
一般件名 舞踊-フランス
内容紹介 1990年代半ば、それまでのダンスの慣習的なコードを拒絶し、大きな議論を巻き起こした「ノン・ダンス」。これらを巡る考察を通して、変容し続けるコンテンポラリーダンスの現在を明らかにする。
NDC分類(9版) 769.35
ISBN 4-336-06655-8
ISBN13桁 978-4-336-06655-8
定価 ¥4000

目次

序章 「ノン・ダンス」-コンテンポラリー・ダンスの変貌
  1 一九九〇年代半ばに現れた新傾向-二人の振付家
  2 「ノン・ダンス」を巡る論争-問題含みの用語
  3 本書の構成
  4 前史-フランスにおけるコンテンポラリー・ダンスの成立
第一章 「ノン・ダンス」の始まり-コンテンポラリー・ダンスにおける政治と美学の転換
  1 「ノン・ダンス」はいかにして成立したのか?
  2 熱狂から幻滅へ-ヌーヴェル・ダンスから「ノン・ダンス」へ
  3 「ノン・ダンス」の成立背景-八〇年代のダンス支援政策の停滞
  4 「ノン・ダンス」の政治声明-八月二〇日の署名者たち
  5 反スペクタクルの身振り
第二章 「ノン・ダンス」と文化政策の変遷-「八月二〇日の署名者たち」について
  1 「文化の民主化」と国立振付センター(CCN)
  2 「八月二〇日の署名者たち」の活動と問題意識
  3 CCNの芸術監督たちが直面した問題
  4 政府の新たな施策
  5 公的機関/制度におけるダンスの概念の拡張
第三章 「ノン・ダンス」とポスト・モダン・ダンス
  1 フランスにおけるアメリカのダンスの導入
  2 クワテュオール・アルブレヒト・クヌストの活動について
  3 舞踊史における《Continuous Project-Altered Daily》の特異性
  4 ダンサーの自立性の確立と創造性の解放
  5 ポスト・ヌーヴェル・ダンスの地平
第四章 「ノン・ダンス」とパフォーマンス的転回
  1 遅れて到来したフランスのパフォーマンス的転回
  2 パフォーマンス及びパフォーマンス的転回について
  3 「パフォーマンスの反省的作業」-五つの変化
  4 問いの変容-「踊る」ことから「遂行する」ことへ
  5 「運動」をめぐる芸術から「存在」をめぐる芸術へ
第五章 「作者のダンス」を超えて-ジェローム・ベルとグザヴィエ・ル・ロワ
  1 「作者のダンス」としてのヌーヴェル・ダンス
  2 助成制度との距離-創作体制の変更
  3 作者の署名とその消去-創造と受容の原理の変化
  4 「作者の死」後のダンス-観客への権限委譲
  5 共存のためのコレオグラフィ
結語