仁科 エミ/編著 -- ニシナ,エミ -- 放送大学教育振興会 -- 2020.3 -- 007

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 007/ニ020 0115905853 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 情報技術が拓く人間理解
書名カナ ジョウホウ ギジュツ ガ ヒラク ニンゲン リカイ
シリーズ名 放送大学教材
著者 仁科 エミ /編著, 辰己 丈夫 /編著  
著者カナ ニシナ,エミ
出版地 東京
出版者 放送大学教育振興会
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2020.3
ページ数 221p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名カナ ホウソウ ダイガク キョウザイ
一般件名 情報科学
内容紹介 情報通信技術の進展は、社会生活を大きく変貌させ、人々の思考・行動にも大きな影響を及ぼしている。遺伝子研究や脳における情報処理についての知見を紹介し、人間と情報環境との関わりについて多角的に考察する。
NDC分類(9版) 007
ISBN 4-595-32215-0
ISBN13桁 978-4-595-32215-0
定価 ¥2700

目次

1 科目の全体像
  1.情報技術と私たち(歴史的な振り返り)
  2.情報技術が変革する人間への理解
  3.本書の構成
2 遣伝情報の基本原理
  1.DNAと遺伝情報
  2.分子としてのDNA
  3.遺伝子とDNA
  4.遺伝子からタンパク質へ
  5.ヒトの遺伝子とゲノムの構造
  6.遺伝情報の変化
3 遺伝情報からの人間理解
  1.DNAによる識別
  2.遺伝情報から予測する
  3.単一の遺伝子に制御される形質
  4.複数の遺伝子に制御される形質
  5.これからの遣伝情報の利用
4 生命体のなかでの情報の働き
  1.DNAでの分子認識と遺伝子発現
  2.細胞内での情報伝達-分子認識による細胞内分子通信
  3.細胞間の情報通信-ホルモン伝達
  4.ホルモン伝達から神経伝達への進化
  5.神経系がもたらした新しい生命活性
5 イメージング技術が描き出す脳内情報伝達
  1.脳研究手法の進展
  2.人間の脳の構造
  3.脳の機能局在
  4.人類の脳の特異性
  5.快さを感じる脳の仕組み
  6.ブレイン・マシン・インタフェースとその応用
6 視聴覚情報メディアの発展と人間の応答
  1.アナログオーディオからデジタルオーディオへ
  2.可聴域をこえる高周波は基幹脳を活性化する
  3.高周波による多様な効果-ハイパーソニック・エフェクト
  4.なぜ超高周波への反応は見逃されたのか
  5.人にやさしいオーディオ・ビジュアルメディアへ
7 非言語行動に着目した会話インタラクションの理解
  1.会話における非言語行動
  2.発話交替
  3.会話インタラクションの計測
  4.会話インタラクションの分析
  5.非言語行動に着目した会話状況理解
  6.非言語行動の辞書と文法の構築
8 ライフログ技術を使った社会活動の理解と活用
  1.ライフログ
  2.自動撮影カメラによる日常生活記録と記憶補助
  3.共有体験の協調的な記録
  4.インタラクションの頻度に着目した組織内ネットワークの分析
  5.リストバンド型の日常活動記録計
  6.一人称映像による社会的インタラクションの計測
  7.顔数計による社会活動量計測
  8.感情に基づいたライフログデータのインデキシング
9 博物館・美術館での情報技術の利用と展開
  1.はじめに
  2.デジタルアーカイブ
  3.情報技術の美術館・博物館活用
  4.オープンデータ
  5.「知の集積」の今後
10 人間の学習行動と学習環境のデザイン
  1.はじめに
  2.学習者特性とは
  3.学習スタイルの理論
  4.学習スタイルに応じた学習デザイン
  5.学習環境とは
  6.学習環境デザインの事例
11 人間を理解するためのロボット
  1.はじめに
  2.ロボットとは?
  3.ヒト化する機械
  4.サイボーグ
  5.コミュニケーションロボット
12 データサイエンス・ビッグデータ
  1.データサイエンス
  2.データマイニング
  3.ビッグデータ
  4.ビッグデータの入手
13 データクレンジング・人工知能の登場と倫理
  1.データクレンジング
  2.機械可読性と人間可読性
  3.データ分析と倫理
  4.人工知能につながる歴史
14 人工知能の活用と人間理解
  1.機械学習
  2.ビッグデータと人間の活動
  3.人工知能を利用する倫理と教育
  4.ニューラルネットワークによる分類課題の学習
15 まとめと展望
  1.人間理解という観点からみた情報技術の課題
  2.人類史からみた現代の情報技術
  3.それでも情報技術は進化する