大野 昭彦/編著 -- オオノ,アキヒコ -- 放送大学教育振興会 -- 2020.3 -- 333.8

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 333.8/オ020 0115905820 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 開発経済学:アジアの農村から
書名カナ カイハツ ケイザイガク アジア ノ ノウソン カラ
シリーズ名 放送大学教材
著者 大野 昭彦 /編著  
著者カナ オオノ,アキヒコ
出版地 東京
出版者 放送大学教育振興会
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2020.3
ページ数 251p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学教材
シリーズ名カナ ホウソウ ダイガク キョウザイ
一般件名 開発経済学 , 農業金融
内容紹介 開発途上国の農村の人々は、いかにして市場なるものにかかわるようになるか。アジアの農村を対象に、むら共同体の機能、市場を形成する商人、農村金融市場などの具体的事例から、開発課題の背後にある因果関係を考える。
NDC分類(9版) 333.8
ISBN 4-595-32211-2
ISBN13桁 978-4-595-32211-2
定価 ¥2800

目次

1 貧困とは
  1.はじめに
  2.貧困の側面
  3.経済発展と幸福:幸せはお金で買えるのか
第Ⅰ部:人口と農業(第2〜5章)
2 人口と経済発展
  1.はじめに
  2.人口転換論
  3.合計特殊出生率
  4.人口と食糧
  5.市場原理と共同体原理
  6.過剰労働と転換点
3 農業と工業化:リカードの成長の罠
  1.はじめに
  2.リカードの罠
  3.開発途上国の穀物輸入と輸出
  4.インドにおけるリカードの罠
  5.インドの「緑の革命」の進展
4 緑の革命
  1.はじめに
  2.近代品種の開発と普及
  3.「緑の革命」の成果
  4.将来の課題
5 食料問題から農業問題へ:インドの経験
  1.はじめに
  2.緑の革命と地域格差
  3.北西部の二つの村から
  4.食料問題から農業問題へ
  5.農民の離農:パンジャーブ州
第Ⅱ部:むら共同体(第6〜8章)
6 むら共同体とリスクへの対応
  1.はじめに
  2.リスクの種類とその管理
  3.むら共同体の地域差
  4.ラオスの村から:ネットワーク保険
7 共同体と共有資源管理
  1.はじめに
  2.共有資源管理のメカニズム
  3.インド,タミル・ナードゥ州の事例
  4.今後の課題
8 共同体の多様性と開発
  1.はじめに
  2.モンスーン・アジアの自然条件
  3.現代モンスーン・アジアの世界における位置づけ
  4.モンスーン・アジアの歴史的発展-人口史を中心に
  5.農村社会の多様性
  6.開発の多様性
  7.モンスーン・アジアの現状と将来
第Ⅲ部:財市場(第9〜11章)
9 市場と商人:市場の低発達性
  1.はじめに
  2.市場の統治メカニズム
  3.市場取引の混乱
  4.商人の類型
10 農産物にみる財市場の多様性
  1.はじめに
  2.議論の枠組み
  3.市場取引に近い米の販売
  4.タバコ:購入投入財が必要となる財
  5.野菜の流通
  6.プランテーションvs小農栽培:サトウキビ
11 農村工業:ラオスの手織物業
  1.はじめに
  2.ラオスの手織物について
  3.登場人物
  4.議論の構図
  5.取引契約と糸の窃取(モラル・ハザード)
  6.二つのタラート
  7.市場の外延化:重層的な織元-織子関係
  8.集中作業場
第Ⅳ部:農村金融市場(第12〜14章)
12 農村金融をみる
  1.はじめに:制度金融と非制度金融
  2.ネパールの現状から
  3.融資にかかわる取引費用
  4.農村金融に対する政策介入
  5.農村の非制度金融
  6.信用割当
  7.マイクロ・ファイナンス
13 グラミン銀行
  1.はじめに
  2.グラミン銀行の誕生
  3.グラミン銀行の仕組み
  4.グラミンⅡ-マイクロ・クレジットから総合的バンキングへ
  5.グラミン銀行およびバングラデシュの「マイクロ・ファイナンス産業」の現状
  6.グラミン銀行から何を学べるか
14 信用組合
  1.はじめに
  2.日本の経験
  3.ラオスの信用組合
15 開発の現場から:ラオス南部の事例
  1.はじめに
  2.調査地域の概要
  3.電化
  4.主穀生産
  5.収入と支出
  6.ショック
  7.教育