佐々木 剛二/著 -- ササキ,コウジ -- 名古屋大学出版会 -- 2020.2 -- 334.462

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 334.4/サ020 0115905630 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 移民と徳
書名カナ イミン ト トク
副書名 日系ブラジル知識人の歴史民族誌
著者 佐々木 剛二 /著  
著者カナ ササキ,コウジ
出版地 名古屋
出版者 名古屋大学出版会
出版者カナ ナゴヤ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2020.2
ページ数 6,372,18p
大きさ 22cm
一般件名 移民・植民-歴史 , 日本人(ブラジル在留)-歴史
内容紹介 ブラジルへの貢献と移民の成功をともに導いた徳=内面的資質と、それを体現する人々としての日系人は、いかにして生みだされたのか。ブラジルにおける日本移民知識人の活動を、歴史民族誌的に明らかにする。
NDC分類(9版) 334.462
ISBN 4-8158-0978-2
ISBN13桁 978-4-8158-0978-2
定価 ¥6300

目次

第1章 帰還、永住、再移住
  はじめに
  1 サンパウロにおける初期日本移民
  2 出稼ぎ根性と永住主義
  3 アリアンサ移住地と知識階級の挿入
  4 二つのナショナリズムと帰還のジレンマ
  5 再移住論
  小括
第2章 移民的徳の誕生
  はじめに
  1 勝ち負け闘争から桜組挺身隊へ
  2 人口政策としての戦後移住政策
  3 山本喜誉司と戦後移民政治の構築
  4 ブラジル日本移民の主体構築をめぐる三つの形態
  小括
第3章 移民知識人の有機性
  はじめに
  1 土曜会の形成と雑誌『時代』
  2 「移民の体認」
  3 ブラジル日本移民史料館の建設
  小括
第4章 拡散と凝集のプロジェクト
  はじめに
  1 一九五〇〜七〇年代の移民社会の構造変化
  2 デカセギ移住と日系旅行社
  3 邦字新聞社という社会的プロジェクト
  4 「移民社会」の重層性
  小括
第5章 徳、記憶、期待
  はじめに
  1 エピタシス
  2 記憶をめぐる齟齬
  3 徳の祭典
  4 届かぬ投げかけとしての行為主体性
  小括
第6章 ブラジル日本移民の政治、知識、徳
  はじめに
  1 移民政治の二つの極
  2 移民知識人と従属知
  3 徳の主体としての移民
  おわりに
補遺 本書の民族誌調査について