西田 彰一/著 -- ニシダ,ショウイチ -- ミネルヴァ書房 -- 2020.2 -- 155

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 155/ニ020 0115847816 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 躍動する「国体」筧克彦の思想と活動
書名カナ ヤクドウ スル コクタイ カケイ カツヒコ ノ シソウ ト カツドウ
シリーズ名 日文研叢書
著者 西田 彰一 /著  
著者カナ ニシダ,ショウイチ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2020.2
ページ数 14,331,47p
大きさ 22cm
シリーズ名 日文研叢書
シリーズ名カナ ニチブンケン ソウショ
叢書巻次 58
一般件名 国体
内容紹介 法学と神道を組み合わせた独自の思想「古神道」「神ながらの道」を提唱した法学者・筧克彦。その思想形成過程や活動の実態に光を当て、彼が何を成し遂げたかったのかを明らかにし、その国体論を批判的に検討する。
NDC分類(9版) 155
ISBN 4-623-08838-6
ISBN13桁 978-4-623-08838-6
定価 ¥6500

目次

序章 戦前における国体論の展開と筧克彦
  1 国体論研究の現状と課題
  2 筧克彦の略歴と生前の評価
  3 筧克彦に関する先行研究
  4 筧克彦を論じることの意味
第Ⅰ部 国体思想にいたる道程
第一章 心理、生命、そして宗教
  1 初期の思想を論じる理由
  2 筧克彦の思想の古層
  3 心理主義への関心
  4 心理主義と宗教
  5 教え子たちへの影響の広がり
  6 心のつながりによる国家統治の試み
第二章 「古神道」の形成と天皇機関説論争
  1 「古神道」「神ながらの道」と天皇機関説論争
  2 仏教から「古神道」へ
  3 「古神道」論
  4 天皇機関説論争と筧克彦
  5 宗教的修養による国家の統治
第Ⅱ部 国民教化の試み
第三章 『神ながらの道』頒布と皇学会
  1 貞明皇后との関わりと皇学の展開
  2 「神ながらの道」御進講
  3 貞明皇后との信頼関係の構築
  4 『皇学会雑誌神ながら』
  5 世界旅行
  6 『神ながらの道』から国民の教化へ
第四章 神社行政へのはたらきかけ
  1 神社行政への関心
  2 筧克彦の神社行政論
  3 神社制度調査会における筧克彦
  4 教学刷新評議会と神祇府構想
  5 「国教」確立への意志
第Ⅲ部 国体思想の実践と展開
第五章 <やまとばたらき>の実践と普及
  1 国体の体験と身体技法
  2 筧克彦と身体技法の関係
  3 <やまとばたらき>
  4 <やまとばたらき>とその広まり
  5 一体感の高揚と集団農場-加藤完治と<やまとばたらき>
  6 精神体操としての<やまとばたらき>
第六章 「誓の御柱」の建設とその広がり
  1 「誓の御柱」建設運動
  2 「誓の御柱」建設の思想的背景
  3 滋賀県多景島の「誓の御柱」建設運動
  4 大日本弥栄会の活動と「誓の御柱」建設の広がり
  5 国民精神の象徴としての「誓の御柱」
第七章 植民地における取り組み
  1 植民地と筧克彦
  2 植民地に対する基本的な立場
  3 満洲における筧克彦の活動
  4 満洲国皇帝溥儀への御進講と『惟神大道』
  5 植民地への教化の試み-挫折と果たした役割
終章 筧克彦の思想の帰結と独自の国体論
  1 国体論内部での影響力の減少
  2 苦難の晩年とその後継者たち
  3 本書のまとめ
  4 躍動する「国体」-国体論者としての筧克彦の特徴