奥村 優子/著 -- オクムラ,ユウコ -- 東京大学出版会 -- 2020.2 -- 376.11

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 376.1/オ020 0115813925 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 乳児期における社会的学習
書名カナ ニュウジキ ニ オケル シャカイテキ ガクシュウ
副書名 誰からどのように学ぶのか
著者 奥村 優子 /著  
著者カナ オクムラ,ユウコ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2020.2
ページ数 7,170p
大きさ 22cm
一般件名 乳幼児心理学 , 学習心理学
内容紹介 乳児は誰から、どのように学習しているのか? ロボットからも学習できる? アイコンタクトや言語が学習に及ぼす影響とは? 発達心理学の視点から乳児の認知機能に注目し、その学習メカニズムを科学的に明らかにする。
NDC分類(9版) 376.11
ISBN 4-13-016122-0
ISBN13桁 978-4-13-016122-0
定価 ¥4500

目次

第1章 乳児期における社会的学習研究の動向
  1-1 乳児における知識獲得
  1-2 乳児期における社会的学習
  1-3 ナチュラル・ペダゴジー理論
  1-4 エージェント(行為者)の役割
  1-5 明示シグナルの役割
  1-6 まとめ
第Ⅰ部 誰から学習するか-情報源としてのエージェント
第2章 ヒトからの学習は特別か(研究1)
  2-1 情報源としてのエージェント
  2-2 ヒトとロボットの視線が学習に及ぼす影響(実験1)
  2-3 ロボットはエージェントとして有効か(実験2)
  2-4 注意の増加と学習との関係(実験3)
  2-5 まとめ
第3章 ヒトとロボットの視線からの影響力の差異(研究2)
  3-1 乳児における視線の参照的性質の理解
  3-2 ヒトとロボットの視線追従にもとづく物体予測の発達(実験4)
  3-3 まとめ
第4章 ロボットからの学習は可能か(研究3)
  4-1 コミュニカティブな明示シグナルの重要性
  4-2 ロボットに音声手がかりを付与した効果(実験5)
  4-3 ロボットに非言語的音刺激を付与した場合との比較(実験6)
  4-4 まとめ
第Ⅱ部 どのように学習するか-視線と言語という明示シグナル
第5章 物体学習場面でのアイコンタクトの効果(研究4)
  5-1 学習場面における明示シグナル
  5-2 乳児期における物体情報処理
  5-3 アイコンタクトが物体処理に与える効果(実験7)
  5-4 まとめ
第6章 視線追従・物体認識と語彙獲得の関連(研究5)
  6-1 視線追従後の物体認識への着目
  6-2 視線追従と言語発達の縦断研究(実験8)
  6-3 注意のみで物体認識が高められるか(実験9)
  6-4 まとめ
第7章 前言語期における方言話者への社会的選好(研究6)
  7-1 内集団メンバーの指標としての言語
  7-2 内集団メンバーの指標としてのアクセント
  7-3 方言話者に対する社会的選好の発達(実験10)
  7-4 まとめ
終章 乳児期における社会的学習の成立要因
  終-1 本書をふりかえって
  終-2 エージェントの観点から
  終-3 明示シグナルの観点から
  終-4 明示シグナルと注意シグナル
  終-5 エージェントと明示シグナルの相互作用の観点から
  終-6 ナチュラル・ペダゴジー理論への反駁に対して
  終-7 ナチュラル・ペダゴジー理論のさらなる解明に向けて
  終-8 乳児期の社会的学習はどのように成立していくのか
  終-9 新しい学習科学への展望