酒匂 由紀子/著 -- サカワ,ユキコ -- 吉川弘文館 -- 2020.2 -- 216.2

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 216.2/サ020 0115808743 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 室町・戦国期の土倉と酒屋
書名カナ ムロマチ センゴクキ ノ ドソウ ト サカヤ
著者 酒匂 由紀子 /著  
著者カナ サカワ,ユキコ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2020.2
ページ数 8,265,4p
大きさ 22cm
一般件名 京都市-歴史 , 日本-歴史-室町時代 , 日本-歴史-安土桃山時代 , 土倉
内容紹介 京都上層の民衆集団・町衆の代表的存在で、都市経済を支える金融業者と位置づけられてきた土倉・酒屋。その本来の身分を史料から見出し、権力とのつながりを解明。応仁・文明の乱前後の実態分析から京都の社会構造を検討する。
NDC分類(9版) 216.2
ISBN 4-642-02961-2
ISBN13桁 978-4-642-02961-2
定価 ¥8500

目次

序章 中世後期の社会構造と土倉・酒屋
  一 本書の課題
  二 本書の構成
第一部 京都の「土倉」の実態
第一章 戦国期京都の「土倉」と大森一族
  はじめに
  一 大森一族の活動とその特徴
  二 京郊の「土豪」とその活動
  三 天文一五年の分一徳政令史料にみえる貸借の背景
  おわりに
第二章 応仁・文明の乱以前の土倉の存在形態
  はじめに
  一 『看聞日記』にみえる土倉
  二 『建内期』にみえる土倉
  三 僧籍上の所属寺院と土倉
  おわりに
第三章 中世の「土倉」に関する解釈の淵源
  はじめに
  一 明治期における研究とその環境
  二 大正期の研究とその研究環境
  おわりに
補論 室町時代の東寺執行方公人
第二部 京都の「酒屋」と室町幕府
第一章 神宮御倉と室町幕府
  はじめに
  一 「神宮御倉」
  二 神宮造替と幕府
  おわりに
第二章 禁裏御倉と室町幕府
  はじめに
  一 禁裏御倉と室町幕府
  二 野洲の禁裏御倉再就任とその実態
  おわりに
第三章 応仁・文明の乱後の酒屋・土倉と「武家被官」
  はじめに
  一 山門による支配と武家による支配
  二 武家被官が酒屋・土倉などとなる理由
  おわりに
補論 戦国期の蔵人所御蔵と洛中の住居
付論1 中世の節供
  はじめに
  一 「御節供」
  二 「節供」
  おわりに
付論2 真継家と配下の鋳物師
  はじめに
  一 鋳物師田中家と酒造
  二 枚方村金屋忠兵衛と岡村金屋五右衛門
  三 「仁左衛門」の登場と真継家
  おわりに
終章 中世後期の京都研究の問題と展望
  一 本書の成果と課題
  二 土倉・酒屋に関する諸問題