水野 嶺/著 -- ミズノ,レイ -- 吉川弘文館 -- 2020.2 -- 210.47

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.4/ミ020 0115808735 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 戦国末期の足利将軍権力
書名カナ センゴク マッキ ノ アシカガ ショウグン ケンリョク
著者 水野 嶺 /著  
著者カナ ミズノ,レイ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2020.2
ページ数 5,265,6p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-室町時代 , 日本-歴史-安土桃山時代
内容紹介 織田信長の陰で看過されがちな足利義輝・義昭ら戦国期の将軍や幕府。信長発給の禁制や将軍御内書等から義昭と信長の関係を検討。戦国・織豊期の将軍権力の実像に迫り、やがて消失するまでの過程を足利将軍の視点で解明する。
NDC分類(9版) 210.47
ISBN 4-642-02962-9
ISBN13桁 978-4-642-02962-9
定価 ¥9000

目次

序章 研究史の整理と本書の構成
  一 研究史の整理
  二 本書の構成
第一部 織田信長との関係
第一章 織田信長禁制にみる「幕府勢力圏」
  はじめに
  一 将軍義昭期幕府下における禁制
  二 信長「執達禁制」発給の意義
  三 近江をめぐる問題
  四 義昭期幕府の畿内政治の再検討
  おわりに
第二章 幕府儀礼にみる織田信長
  はじめに
  一 上洛当初における信長の儀礼上の位置づけ
  二 再度の就任要請と裏書御免
  三 「五ケ条の条書」と人的関係の変化
  四 三好長慶・毛利輝元への栄典
  おわりに
第三章 義昭期幕府における織田信長
  はじめに
  一 「准官領」の権限
  二 元亀元年以降の義昭と信長
  三 信長の位置づけ
  四 義昭と信長の対立
  おわりに
第二部 将軍義輝・義昭による政策展開
第一章 義輝の政治活動とその意図
  はじめに
  一 将軍宣下と官位昇進
  二 朝廷との関係
  三 政策の展開
  四 将軍の在京
  おわりに
第二章 義昭の対大名交渉と起請文
  はじめに
  一 「光源院殿御代当参衆并足軽以下衆覚」にみる義昭の政権構想
  二 上洛以前の義昭と諸大名
  三 将軍義昭期幕府下の大名
  四 「江濃越一和」の意義
  五 義昭と諸大名起請文
  おわりに
第三章 義昭による大名間和平調停と「当家再興」
  はじめに
  一 「当家再興」
  二 義昭による和平調停の意義
  三 天正年間の動向と「当家再興」
  おわりに
第四章 義昭による栄典・諸免許の授与
  はじめに
  一 毛氈鞍覆・白傘袋の免許
  二 官途・受領の授与
  三 幕府役職の授与
  四 義昭による格式確認
  おわりに
補論 國學院大學図書館所蔵「足利義昭御内書」にみる方針転換
第五章 足利将軍権力の消失
  はじめに
  一 義昭と毛利氏
  二 義昭への制限
  三 天正十年以降の義昭の動向
  四 九州出兵と義昭
  おわりに
終章 総括と展望
  一 足利義昭と織田信長
  二 将軍による政策展開
  三 戦国末期の足利将軍権力の淵源