古舘 恵介/著 -- フルダテ,ケイスケ -- 知泉書館 -- 2020.1 -- 132.2

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 132.2/フ020 0115827867 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル トマス・アクィナスの形而上学
書名カナ トマス アクィナス ノ ケイジジョウガク
副書名 経験の根源
著者 古舘 恵介 /著  
著者カナ フルダテ,ケイスケ
出版地 東京
出版者 知泉書館
出版者カナ チセン ショカン
出版年 2020.1
ページ数 9,220p
大きさ 23cm
内容紹介 トマスの「エッセ」(存在)について、トマスの「命題論註解」と「形而上学註解」を検討し、新たな解釈を提示。それぞれの概念の意味を考察するとともに、「エッセ」が「存在」だけでは捉えられないことを明らかにする。
NDC分類(9版) 132.2
ISBN 4-86285-309-7
ISBN13桁 978-4-86285-309-7
定価 ¥5000

目次

序論
第1章 20世紀のトマス研究
  1 第一期:19世紀末から1930年まで
  2 第二期:1930年から1980年まで
  3 第三期:1980年以後
  4 総括
第2章 定動詞estについて
  1 エッセの二つの意味
  2 ジルソンによる『命題論註解』の解釈
  3 ジルソン説の検証
  4 ロッツの「原肯定」説
  5 単独のestの表示内容
  6 長倉説の検討
  7 述語性としての現実性
第3章 エンスの学としての形而上学
  1 形而上学という学の主題
  2 形而上学の主題をめぐる論争
  3 エンスの非質料性と知性による分離作用
  4 『神学大全』におけるエンスの非質料性
  5 あらかじめ分離実体の存在を知っておく必要があるか
第4章 エンスとは何か1
  1 エンスについての二つの規定
  2 エンスと付加の理論
  3 第一に知られるものとしてのエンス
第5章 エンスとは何か2
  1 序文における形而上学の主題規定
  2 4巻における主題規定
  3 6巻における主題規定
  4 7・8・12巻における実体論
  5 9巻における可能態・現実態論
  6 「最も固有の意味でのエンス」(το κυριωτατα ον)と真理論
  7 結合実体における真
  8 単純実体における真
  9 単純なものとしてのエンス
終章 エッセとは何か
付論 可能態と現実態
  1 今日に言う「現実」とトマスが言う「現実」の相異
  2 可能態・現実態の動態的解釈と静態的解釈
  3 『自然の諸原理』における質料と可能態
  4 『自然学註解』における質料と可能態
  5 可能態・現実態の静態的解釈と運動の定義
  6 可能態・現実態の静態的解釈による事物の考察