沢井 耐三/著 -- サワイ,タイゾウ -- 三弥井書店 -- 2020.1 -- 913.49

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 913.4/サ020 0115834244 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 室町物語の形象
書名カナ ムロマチ モノガタリ ノ ケイショウ
副書名 怪奇ロマンとユーモア
著者 沢井 耐三 /著  
著者カナ サワイ,タイゾウ
出版地 東京
出版者 三弥井書店
出版者カナ ミヤイ ショテン
出版年 2020.1
ページ数 4,362,5p
大きさ 22cm
一般件名 お伽草子
内容紹介 不思議で妖しい二人同夢、稚児幽霊、狐の髪切り…。辛辣でブラックな笑いを描く「音なし草紙」、異類の論争物「鼠猫論」や「医文車輪書」などを中心に、豊饒、多岐なお伽草子十数編を取りあげ、その笑いについて考察する。
NDC分類(9版) 913.49
ISBN 4-8382-3358-8
ISBN13桁 978-4-8382-3358-8
定価 ¥8800

目次

第Ⅰ章 怪奇と風雅の間
  『うたたねの草子』-二人同夢の怪異と浮舟残像-
  『鼠草紙』-人獣交姦の悲劇、隠された身上書-
  『浅間の本地』-さまよえる物語の中世・近世-
第Ⅱ章 説話的空間
  『狐の草子』-狐媚と賀陽良藤説話-
  『幻夢物語』-稚児の敵討と枯骨報恩説話-
  大阪市立美術館蔵『化物草紙』-絵画化された『今昔物語集』の怪奇説話-
  『音なし草紙』再論-親王とは誰か?教訓か、艶笑か-
第Ⅲ章 異類の小宇宙
  『ふくろふ』-艶書における謎々とレトリック-
  フクロウ物語の系譜-『鴉鷺合戦物語』・『ふくろうの草子』・『あだ物語』-
  『鼠猫論』-猫と鼠、火花散らす論争-
  『医文車輪書』-戦国武将の医術とユーモア-
  『鴉鷺合戦物語』-空想と風刺のいくさ物語-
  『精進魚類物語』-流布本再評価・山科言継本の周辺-
第Ⅳ章 歴史と文学の間
  『見聞諸家紋』編者考-「石井康長」という人物について-
  『家忠日記』の戯画-撃甕救児図・文字絵の人丸ほか-
  物売りの呼び声-「菜かう」「菜さう」「菜売らう」-
  『永正五年狂歌合』注解-困窮する公家の自嘲のうた-
第Ⅴ章 資料翻刻
  大阪市立美術館蔵『化物草紙』
  『鳥物語』(『ふくろふ』)
  『浅間由来記』(『浅間の本地』)
  『武田実記』愛知県新城市・鳳来寺蔵