福永 真弓/著 -- フクナガ,マユミ -- 東京大学出版会 -- 2019.12 -- 666.61

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 666.6/フ019 0115792764 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル サケをつくる人びと
書名カナ サケ オ ツクル ヒトビト
副書名 水産増殖と資源再生
著者 福永 真弓 /著  
著者カナ フクナガ,マユミ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2019.12
ページ数 19,463,4p
大きさ 22cm
一般件名 さけ(鮭)
内容紹介 さまざまなサケのなかで、先史時代から日本列島に住む人びとを支えてきたシロザケ。「つくられた資源」としてのシロザケの歴史を読み解きながら、「自然」や「野生」とはなにかを問いなおす。
NDC分類(9版) 666.61
ISBN 4-13-060322-5
ISBN13桁 978-4-13-060322-5
定価 ¥6300

目次

第1章|去りゆくカワザケ、進む家魚化
  1・1 「サケ」とはどんな生きものか
  1・2 カワザケと増殖
第2章|空間を囲い込む
  2・1 サケの生態空間を囲い込む
  2・2 境界線を引き直す
  2・3 サケを「わたしたちのもの」に
第3章|増やす
  3・1 資源増殖という新しい柱
  3・2 水産行政と人工ふ化放流技術
  3・3 繁殖保護から増殖へ
  3・4 中央と地方
第4章|サケと漁場を取り戻す
  4・1 旧慣と入札制
  4・2 空間の再所有を目指して
  4・3 在地型人工ふ化放流システムの形成
第5章|在地である
  5・1 増殖重点化の始まり(大正・昭和初期)
  5・2 サケのムラの誕生
  5・3 「繁殖保護=増殖」とサケのムラ
第6章|獲る
  6・1 獲る漁業の再生と資源をつくる増殖の重点化
  6・2 獲る漁業と宮古湾
第7章|獲るためにつくる
  7・1 政策交渉の道具としての増殖
  7・2 つくる制度
  7・3 数のためのサケをつくる
  7・4 サケをつくる技術とモノ化の進展
  7・5 数をつくるシナリオの拡充
  7・6 駆動する増殖レジーム
  7・7 「わたしたちのモノ」化したサケ
第8章|沿岸を「つくりそだてる」
  8・1 沿岸の歪みと「つくる」シナリオの必要性
  8・2 栽培漁業に含まれる二つの思想
  8・3 沿岸における増殖体制の確立
第9章|もう一つの戦後
  9・1 戦後の津軽石とサケ
  9・2 サケは「わたしたちのもの」
第10章|離れゆく
  10・1 ある津軽石の冬の朝から
  10・2 岩手県の増殖レジーム受容
  10・3 増殖レジームの受容とローカル化
  10・4 去りゆくカワザケ
第11章|増殖から再生へ
  11・1 何が起こってきたのか
  11・2 増殖レジームを再考する
  11・3 増殖をサケから再考する
  11・4 間に身を置くサケ
  11・5 想像から縁を再び結び直す