下夷 美幸/著 -- シモエビス,ミユキ -- 東京大学出版会 -- 2019.11 -- 324.87

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 324.8/シ019 0115781460 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 日本の家族と戸籍
書名カナ ニホン ノ カゾク ト コセキ
副書名 なぜ「夫婦と未婚の子」単位なのか
著者 下夷 美幸 /著  
著者カナ シモエビス,ミユキ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2019.11
ページ数 8,275,15p
大きさ 20cm
一般件名 戸籍 , 家族制度
内容紹介 戦後、家族単位=「夫婦と未婚の子」の戸籍制度が成立し、今もなお戸籍の制度と意識に振り回されている日本人。制度導入に関わった法学者や法務官僚の「回顧談」、新聞の「身の上相談」記事を通して、日本社会を再考する。
NDC分類(9版) 324.87
ISBN 4-13-051144-5
ISBN13桁 978-4-13-051144-5
定価 ¥3600

目次

第1章 戸籍の何が問題なのか
  1 戸籍とは
  2 戸籍と家族の結びつき
  3 戸籍の単位をめぐって
  4 家族単位の戸籍を問う
第2章 「家族単位」という選択
  1 「夫婦と未婚の子」という妥協点
  2 民法学者・我妻栄の着眼点
第3章 「家族単位」成立の時代性
  1 司法省事務官・青木義人のスタンス
  2 改正作業の過程
  3 GHQ提案に対する抵抗
  4 青木義人の戸籍観
第4章 戸籍と格闘する人々
  1 虚偽の出生届
  2 嫡出子にする手段の模索
  3 認知がもたらす葛藤
第5章 戸籍の不条理
  1 結婚と戸籍謄本
  2 嫡出推定にかかる子の籍
  3 離婚・再婚と子の籍
第6章 家族政策としての戸籍制度
  1 「家族単位」の選択と作用
  2 「婚姻家族」の規範化の背景
  3 個人単位へ向けて