松本 尚之/編 -- マツモト,ヒサシ -- 昭和堂 -- 2019.11 -- 382.4

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 382.4/マ019 0115781775 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル アフリカで学ぶ文化人類学
書名カナ アフリカ デ マナブ ブンカ ジンルイガク
副書名 民族誌がひらく世界
著者 松本 尚之 /編, 佐川 徹 /編, 石田 慎一郎 /編, 大石 高典 /編, 橋本 栄莉 /編  
著者カナ マツモト,ヒサシ
出版地 京都
出版者 昭和堂
出版者カナ ショウワドウ
出版年 2019.11
ページ数 8,270p
大きさ 21cm
一般件名 アフリカ
内容紹介 不朽の民族誌と最新の研究成果からアフリカの<いま>を考える書。サハラ砂漠より南に位置する地域の諸社会を取り上げ、現代アフリカを語るうえで大切なトピックを文化人類学の視点から論じる。
NDC分類(9版) 382.4
ISBN 4-8122-1906-5
ISBN13桁 978-4-8122-1906-5
定価 ¥2200

目次

序章 民族誌を読む,アフリカで学ぶ
  1 文化人類学と他者
  2 フィールドワークと民族誌
  3 アフリカとの出会い
  4 アフリカとの再会
第1章 環境と生業
  1 気候変動に揺れるアフリカの人と自然
  2 森に生きる狩猟採集民の民族誌
  3 森の民と森の民研究のその後の展開
  4 「資源」化されるアフリカの自然
  5 「森の民」と森の世界のこれから
第2章 経済と社会
  1 自由市場の不自由
  2 市場を中心としない経済
  3 社会と経済の大転換
  4 現代アフリカの農村経済
  5 自由な経済から自由になるために
第3章 都市と移民
  1 「移動民の大陸」と呼ばれるアフリカ
  2 都市の部族民
  3 文化人類学における都市と移民への眼差し
  4 現代アフリカにおける人の移動
  5 移動から世界を問い直す
第4章 親族と結婚
  1 人類が生み出した<怪物>
  2 「事件の影に牝ウシあり」
  3 学説史上の意義とその後の展開
  4 ウシなき時代の結婚事情
  5 人類は<怪物>を飼いならすことができるか
第5章 法と政治
  1 法と人類学
  2 リーズナブル・マンの民族誌
  3 法の柔軟性と確定性
  4 アフリカの法を求める
  5 法の人類学
第6章 民族と国民
  1 開かれたアフリカ像へ
  2 集団編成の特徴
  3 移動性と連続性により特徴づけられる社会
  4 現代世界における民族と国家
  5 民族,国民,アフリカ人
第7章 神話と宗教
  1 アフリカ哲学の深淵をみる
  2 世界の成り立ち,人間のはじまりとおわり
  3 単一の宇宙と重層的な現実
  4 神話的世界のゆくえ
  5 神話でない現実はあるか
第8章 歴史と同時代性
  1 アフリカ史研究の可能性
  2 口頭伝承からみる歴史
  3 「国家をもたない社会」における口頭伝承
  4 『無文字社会の歴史』の同時代性
  5 「道は遠い,だがまだ日は暮れていない」
第9章 呪術と科学
  1 呪術,科学,宗教…
  2 「災因論」の民族誌
  3 戦後イギリス人類学のファースト・プロダクト
  4 粉飾決算のない会計報告
第10章 難民と日常性
  1 難民として生きる経験とは
  2 難民のアイデンティティと歴史意識
  3 難民問題の長期化と地域統合
  4 難民とホスト社会
  5 難民の日常生活に着目することの意義
第11章 開発と支援
  1 開発支援と人類学
  2 開発を脱構築する
  3 文化人類学による開発支援研究の潮流
  4 開発支援のフィールドワーク
  5 人類学による開発研究の新たなる活路