松田 行彦/著 -- マツダ,ユキヒコ -- 吉川弘文館 -- 2019.10 -- 611.221

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 611.2/マ019 0115764003 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 古代日本の国家と土地支配
書名カナ コダイ ニホン ノ コッカ ト トチ シハイ
著者 松田 行彦 /著  
著者カナ マツダ,ユキヒコ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2019.10
ページ数 8,325,8p
大きさ 22cm
一般件名 土地制度-日本 , 律令
内容紹介 古代の在地社会の土地慣行を復原し、そこに住む人びとに律令制国家がいかに関与したのかを追究。班田収授法の理解に必要な大宝田令条文を唐の土地制度と比較して分析し、土地をめぐる問題を人と国家との関係で明らかにする。
NDC分類(9版) 611.221
ISBN 4-642-04656-5
ISBN13桁 978-4-642-04656-5
定価 ¥11000

目次

序章 問題の所在と本書の構成
  はじめに
  一 「主」・在地社会・国家
  二 律令法と班田収授制
  三 本書の構成
第一部 日本古代における国家的土地支配
第一章 判と「毀」
  はじめに
  一 「毀」の売券の二類型と古代土地売券の特質
  二 「国判立券」と国家的土地支配
  三 売券と国家的土地支配
  おわりに
第二章 無券文
  はじめに
  一 無券文相続
  二 無券文売買
  おわりに
第三章 「常地」を切る
  はじめに
  一 「弘仁十年十一月五日格」をめぐる法史料とその性格
  二 弘仁十年十一月五日太政官符の内容と限界
  三 右京職解と天長四年宣
  四 古代土地売券にあらわれた「常地」
  おわりに
第四章 古代日本の「本主」
  はじめに
  一 律令における「本主」
  二 古代社会における「本主」
  三 中世につながる「本主」概念の出現
  おわりに
第五章 田籍と田図
  はじめに
  一 班田収授制と田籍
  二 国家的土地支配と田図
  三 国家的土地支配の展開と四証図籍
  おわりに
第二部 唐日田令の条文構成と大宝田令諸条の復原
第一章 唐開元二十五年田令の復原と条文構成
  はじめに
  一 開元二十五年田令の復原と条文配列
  二 開元二十五年田令の条文構成
  おわりに
  付 天一閣蔵明鈔本天聖田令復原録文
第二章 日本田令の構成史的位置
  はじめに
  一 田積・田租規定
  二 給田規定
  三 収授の施行規定
  四 在外諸司への給田規定
  五 屯田規定
  おわりに
第三章 大宝田令六年一班条
  はじめに
  一 数系列・班数呼称
  二 「初班」概念と数系列・班数呼称
  三 復原案の提示
  おわりに
第四章 大宝田令口分条の「五年以下不給」
  はじめに
  一 明石一紀説とその批判説の問題点
  二 年齢に基づく受田資格に関する史料
  三 授田条古記の解釈
  四 「五年以下不給」規定適用の起点
  おわりに
終章 律令制国家の成立と土地支配