広瀬 玲子/著 -- ヒロセ,レイコ -- 大月書店 -- 2019.8 -- 221.06

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 221.0/ヒ019 0115754772 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 帝国に生きた少女たち
書名カナ テイコク ニ イキタ ショウジョタチ
副書名 京城第一公立高等女学校生の植民地経験
著者 広瀬 玲子 /著  
著者カナ ヒロセ,レイコ
出版地 東京
出版者 大月書店
出版者カナ オオツキ ショテン
出版年 2019.8
ページ数 222p
大きさ 20cm
一般件名 朝鮮-歴史-日韓併合時代(1910〜1945) , 日本人(朝鮮在留)-歴史
内容紹介 植民者2世の少女たちの目に植民地朝鮮はどのように映っていたのか。敗戦から引揚げ後を生きるなかで、内面化した植民地主義をどのように自覚し、克服していくのか。アンケート、インタビューなどの生の声から読み解く。
NDC分類(9版) 221.06
ISBN 4-272-52114-2
ISBN13桁 978-4-272-52114-2
定価 ¥2500

目次

序 問題意識と方法
第1章 朝鮮での暮らし
  1 親世代はどのようにして朝鮮に渡ったか
  2 豊かな暮らし
第2章 植民地女学校
  1 植民地女性の指導者育成
  2 女学校教育への批判的まなざし
第3章 少女たちにとっての京城第一公立高等女学校
  1 第一高女合格への関門
  2 学園生活
  3 「良妻賢母」育成にとどまらぬ教育
  4 植民地支配との密接な関係
  5 戦時体制への呼応と第一高女の終焉
  6 戦争末期
第4章 朝鮮認識・植民地認識
  1 朝鮮人とのコンタクトゾーン
  2 居住地の分離
  3 朝鮮人使用人の存在
  4 文化・風俗・習慣へのまなざし
  5 日本語の強制
  6 創氏改名
  7 植民地と認識していたのか
  8 朝鮮人をどのように見ていたのか
  9 植民地支配の歪みを見る
第5章 敗戦が始まりだった
  1 不穏な気配と大極旗
  2 静寂そして歓喜を目の前にして
  3 予想していた敗戦
  4 略奪された家財・財産
  5 憤怒と敵意にさらされる
  6 敗戦二日後の日記と第一高女の終焉
第6章 引揚げ
  1 それぞれの引揚げ
  2 祖国での冷遇・差別
第7章 継続する植民地経験
  1 ノスタルジーに浸る
  2 居心地の悪さを抱えて
  3 何も気づかなかったことへの痛みと申し訳なさ
  4 植民地責任への自覚
  5 植民者であることの葛藤