大野 ロベルト/著 -- オオノ,ロベルト -- 東京堂出版 -- 2019.8 -- 911.132

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 911.1/オ019 0115758617 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 紀貫之
書名カナ キノ ツラユキ
副書名 文学と文化の底流を求めて
著者 大野 ロベルト /著  
著者カナ オオノ,ロベルト
出版地 東京
出版者 東京堂出版
出版者カナ トウキョウドウ シュッパン
出版年 2019.8
ページ数 593p
大きさ 22cm
内容紹介 <言の葉>の哲学者である紀貫之は、和歌から日記文学まで、縦横無尽に日本語で思考し、遊んだ-。「古今和歌集」「土佐日記」など、貫之の遺したテクストを読み込み、その像と思想を抽出するとともに、既存の評価を更新する。
NDC分類(9版) 911.132
ISBN 4-490-21015-6
ISBN13桁 978-4-490-21015-6
定価 ¥7800

目次

序章 現代に生きる私たちが貫之について考えるということ
第一章 貫之の時代
  一、貫之と和歌のコミュニティ
  二、和歌による「饗宴」
第二章 貫之の歌学
  一、仮名の意義
  二、仮名の哲学-『古今集』仮名序
  三、序文をたどる-後続の勅撰集から
  四、壮年と晩年-もう二つの序文
第三章 貫之の企図
  序・郭公の声-模索と実験
  一、数量的に考える
  二、詞書-和歌の道標
  三、和歌集をいかに読み解くか
  四、貫之の表現-多く詠まれた歌ことば
  結・再び郭公の声-流れ続ける和歌
第四章 貫之の物語
  一、歴史化される貫之
  二、『後撰集』に引き継がれる貫之の表現と思想
第五章 貫之の権威
  一、専門歌人としての貫之と屛風歌
  二、貫之を追認する『拾遺集』
第六章 貫之の正典化
  一、三代集を通して見るカノン形成
  二、『古今和歌六帖』と『和漢朗詠集』-補強されるカノン
第七章 貫之の実践
  一、『土佐日記』の前提
  二、言葉の船路
  三、『土佐日記』の機構
第八章 貫之の伝記
  一、『貫之集』概観
  二、『貫之集』深察
第九章 貫之の残響
  一、歌論
  二、説話
  三、能-「蟻通」
  四、近世小説
  五、生み出される係累
  六、パロディ