高橋 知之/著 -- タカハシ,トモユキ -- 東京大学出版会 -- 2019.6 -- 980.2

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 980.2/タ019 0115766719 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル ロシア近代文学の青春
書名カナ ロシア キンダイ ブンガク ノ セイシュン
副書名 反省と直接性のあいだで
著者 高橋 知之 /著  
著者カナ タカハシ,トモユキ
出版地 東京
出版者 東京大学出版会
出版者カナ トウキョウ ダイガク シュッパンカイ
出版年 2019.6
ページ数 7,373,4p
大きさ 22cm
一般件名 ロシア・ソビエト文学-歴史
内容紹介 ロシア文学史・思想史において画期をなす1840年代。「反省」と「直接性」という概念を切り口に、キーパーソンとなり得る複数の作家を対比的に論じ、それぞれの探求の軌跡を描く。プレシチェーエフ訳詩集なども収録。
NDC分類(9版) 980.2
ISBN 4-13-086057-4
ISBN13桁 978-4-13-086057-4
定価 ¥7200

目次

序章 ベリンスキーの構想
  一 「反省」と「直接性」
  二 反省の問題圏
  三 直接性の回復
  四 一八四〇年代の<プロジェクト>
  五 本書の課題
第一部 プレシチェーエフの実践
  序
第一章 人格の変容と再構築
  一 ハムレットと二人のドン・キホーテ
  二 ロマン主義における人格
  三 新しい人格の追求
  四 <プロジェクト>の実践をめぐる反省
第二章 一八四〇年代の<預言者>
  一 人格と仮面
  二 預言者の復活
  三 <放浪者>から<預言者>へ
  四 ユートピア社会主義者としての<預言者>
第三章 ペトラシェフスキー・サークルの<小さな預言者>
  一 人格の転換と「ロシア的態度」
  二 友情ある連帯
  三 <わたし>から<われら>へ
  四 <小さな預言者>
  五 詩と現実
  六 預言者の退役
第二部 グリゴーリエフの漂泊
  序
第一章 反省と漂泊
  一 毒された真理、毒された愛
  二 自己意識の病
  三 反省から無性格へ
  四 グレゴーリエフのニヒリズム
  五 未来への愛
  六 反省の構造
  七 グレゴーリエフとキルケゴールによる「現代の批判」
第二章 エゴイズムと無性格
  一 反省とエゴイズム
  二 <プロジェクト>とエゴイズムの問題
  三 空虚な自我と対等な他者
  四 偶然・邂逅・対話
  五 転回
結論
プレシチェーエフ訳詩集
アポロン・グリゴーリエフ「未来の人間」(抄)