岩永 省三/著 -- イワナガ,ショウゾウ -- すいれん舎 -- 2019.6 -- 210.3

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.3/イ019 0115722878 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 古代都城の空間操作と荘厳
書名カナ コダイ トジョウ ノ クウカン ソウサ ト ソウゴン
著者 岩永 省三 /著  
著者カナ イワナガ,ショウゾウ
出版地 東京
出版者 すいれん舎
出版者カナ スイレンシャ
出版年 2019.6
ページ数 3,481p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-古代 , 都城
内容紹介 古代天皇大嘗宮の移動に隠されたものは何か? 天皇の宮と譲位した太上天皇の宮の関係はどうだったのか? 日本の古代都城、王宮中枢部や儀式空間の構造、都城を荘厳する仏寺の構成要素などについて論じる。
NDC分類(9版) 210.3
ISBN 4-86369-582-5
ISBN13桁 978-4-86369-582-5
定価 ¥5500

目次

序論
第1章 大嘗宮移動論
  はじめに
  Ⅰ 奈良時代の大嘗宮遺構の検討
  Ⅱ 太政官と藤原氏
  Ⅲ 大嘗宮の移動をめぐって
  補記
第2章 大嘗宮移動論補説
  はじめに
  Ⅰ 藤原宮の大嘗宮
  Ⅱ 平城宮の大嘗宮再考
  補説
第3章 大嘗宮の付属施設
  Ⅰ 大嘗宮遺構の発見
  Ⅱ 大嘗宮周囲の遺構群概観
  Ⅲ 大嘗宮周囲遺構群の検討
第4章 内裏改作論
  Ⅰ 王権論の一環としての宮の研究
  Ⅱ 平城宮内裏の改作
  Ⅲ 内裏改作と歴代遷宮
第5章 二重権力空間構造論
  はじめに
  Ⅰ 王権論の一環としての宮の研究
  Ⅱ 奈良時代諸宮における御在所遺構-平城宮・恭仁宮・紫香楽宮の御在所
  Ⅲ 奈良時代における二重権力状況の空間的表現
第6章 古代都城における帝国標章の浮沈
  はじめに
  Ⅰ 石母田正の「東夷の小帝国」論
  Ⅱ 帝国維持のための諸政策
  Ⅲ 宮中枢部構造の変化と帝国標章
  Ⅳ 大宰府政庁の構造の原型
  Ⅴ 西海道国庁の建物配置の再検討
  補説
第7章 日本における都城制の受容と変容
  はじめに
  Ⅰ 都城設計の基盤となる中国の思想・儀礼・国家機構の概観
  Ⅱ 都城制の受容・改変の具体像
  Ⅲ 中国都城制の導入と変容の特性
  Ⅳ 律令制社会の変容と都城の変貌
第8章 老司式・鴻臚館式軒瓦出現の背景
  はじめに
  Ⅰ 老司Ⅰ式軒瓦
  Ⅱ 鴻臚館Ⅰ式軒瓦
  おわりに
  補説
第9章 正倉院正倉の奈良時代平瓦をめぐる諸問題
  Ⅰ 調査の契機
  Ⅱ 問題の所在-調査目的
  Ⅲ 平瓦の種類と技術的特徴
  Ⅳ 考察
  おわりに
  補説
第10章 頭塔の系譜と造立事情
  Ⅰ 頭塔とは
  Ⅱ 頭塔の構造
  Ⅲ 仏塔としての頭塔の系譜
  Ⅳ 頭塔造立の構想と事情
  補説
第11章 段台状仏塔の構造と系譜
  Ⅰ 日本の類例
  Ⅱ 構造・構築法の比較
  Ⅲ 南方系説
  Ⅳ 朝鮮半島の類例
  Ⅴ 中国系の考え方
  Ⅵ 段台状仏塔の発想源
  補説
第12章 蟹満寺本尊・薬師寺金堂本尊をめぐる諸問題
  Ⅰ 蟹満寺釈迦像をめぐる諸問題
  Ⅱ 薬師寺金堂薬師像をめぐる諸問題
  Ⅲ 歴史的脈絡の検討
  Ⅳ 蟹満寺釈迦像と薬師寺金堂薬師像との関係
  補説