金 セッピョル/著 -- キム,セッピョル -- 刀水書房 -- 2019.2 -- 385.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 385.6/キ019 0115732471 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 現代日本における自然葬の民族誌
書名カナ ゲンダイ ニホン ニ オケル シゼンソウ ノ ミンゾクシ
著者 金 セッピョル /著  
著者カナ キム,セッピョル
出版地 東京
出版者 刀水書房
出版者カナ トウスイ ショボウ
出版年 2019.2
ページ数 7,204p
大きさ 22cm
一般件名 自然葬
内容紹介 NPO法人「葬送の自由をすすめる会」を中心に、日本の近代に成立した共同体と宗教を超えたところで、自然葬という葬送儀礼がどのように作り上げられたか、そのなかで人々がどのような死の意味を築くかを民族誌的に記述する。
NDC分類(9版) 385.6
ISBN 4-88708-449-0
ISBN13桁 978-4-88708-449-0
定価 ¥6000

目次

序章 新しい死の受容装置
  第1節 研究目的
  第2節 自然葬の位置付け
  第3節 先行研究の検討
  第4節 研究視座と方法
  第5節 調査概要
  第6節 本書の構成
第1部 社会運動としての自然葬
第1章 「葬送の自由をすすめる会」の理念
  第1節 「葬送の自由をすすめる会」の成り立ち
  第2節 死後の自己決定権の追求
  第3節 エコロジズムの思想
  第4節 死後観としての自然回帰思想
  第5節 小結
第2章 理念としての自然葬
  第1節 遺体処理
  第2節 社会関係
  第3節 告別と追悼
  第4節 小結
第2部 慣習とせめぎ合う自然葬
第3章 創出される自然葬の意味
  第1節 会員8人の語りからみる自然葬の意味
  第2節 小結
第4章 実践としての自然葬
  第1節 遺体処理
  第2節 社会関係
  第3節 告別と追悼
  第4節 小結
第3部 ダイナミズムのなかの自然葬
第5章 日本社会の変化と自然葬の意味再編
  第1節 自然葬の普及と「葬送の自由をすすめる会」の推進力低下
  第2節 市民運動路線の強調とそれによる葛藤
  第3節 小結
第6章 会長交代と新たな問いかけ
  第1節 新体制の成立
  第2節 ゼロ葬と自然葬の対立
  第3節 小結
終章 「送られる」と「送る」の間で
  第1節 「市民」として死ぬこと
  第2節 構築される自然葬
  第3節 「送る」装置の再発見
  第4節 新しい死の受容装置としての自然葬の有効性