Dmitry Budker/著 -- ブドゥカー,ドミトリ -- 共立出版 -- 2019.3 -- 429

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 429/フ019 0115764227 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 原子物理学
書名カナ ゲンシ ブツリガク
副書名 量子テクノロジーへの基本概念
著者 Dmitry Budker /著, Derek F.Kimball /著, David P.DeMille /著, 清水 康弘 /訳  
著者カナ ブドゥカー,ドミトリ
出版地 東京
出版者 共立出版
出版者カナ キョウリツ シュッパン
出版年 2019.3
ページ数 18,482p
大きさ 22cm
一般件名 原子物理学
内容紹介 原子と外場(電場、磁場、光)との相互作用をテーマにした、原子物理学のテキスト。磁気センサや電気双極子モーメントといった素粒子や固体物理学に共通した重要な問題など、多彩かつユニークなトピックを取り上げる。
NDC分類(9版) 429
ISBN 4-320-03608-6
ISBN13桁 978-4-320-03608-6
定価 ¥8000

目次

1 原子および原子エネルギー準位内の相互作用
  1.1 リンの基底状態
  1.2 交換相互作用
  1.3 スピン軌道相互作用
  1.4 水素の超微細構造とゼーマン効果
  1.5 水素様イオン
  1.6 ジオニウム
  1.7 トーマス-フェルミ模型(T)
  1.8 殻の中の電子
  1.9 同位体シフトとキングプロット
2 電場,磁場,光の中の原子
  2.1 水素原子基底状態の電気分極率
  2.2 高励起状態原子の分極率
  2.3 シュタルクシフトを用いた電場測定
  2.4 アルカリ原子のラーモア周波数
  2.5 磁化した球体中の磁場
  2.6 磁気共鳴の古典模型
  2.7 振動磁場によるエネルギー準位シフト(T)
  2.8 不均一磁場によるスピン緩和
  2.9 蒸気セルの[ベクトルE]×[ベクトルv]効果
3 光と原子の相互作用
  3.1 周期的摂動下の2準位系(T)
  3.2 電磁場の量子化(T)
  3.3 原子による発光(T)
  3.4 原子による光の吸収
  3.5 共鳴吸収断面積
  3.6 ドップラー広がり線の吸収断面積
  3.7 飽和パラメータ(T)
  3.8 原子蛍光の角度分布と偏極
  3.9 光ポンピングによる吸収の変化
4 電場・磁場中の原子と光の相互作用
  4.1 共鳴ファラデー回転
  4.2 原子媒質中のカー効果
  4.3 アンル効果
  4.4 水素2[2]S1/2状態の電場誘起減衰
  4.5 シュタルク誘起遷移(T)
  4.6 光の磁気偏向
  4.7 光ポンピング磁力計の古典模型
  4.8 永久電気双極子モーメントの探索(T)
  4.9 電気双極子モーメントの観測に必要な感度
5 原子同士の衝突
  5.1 緩衝気体における衝突
  5.2 位相拡散によるスペクトル線の広がり
  5.3 ディッケの狭窄化
  5.4 スピン交換の基本概念
  5.5 スピン温度極限
  5.6 電子ランダム化衝突
  5.7 速いスピン交換条件下でのラーモア歳差運動
  5.8 準安定ヘリウム原子のペニングイオン化
6 レーザー冷却された原子
  6.1 レーザー冷却:基本概念(T)
  6.2 磁気光学トラップ
  6.3 ゼーマン減速
  6.4 ボース-アインシュタイン凝縮(T)
  6.5 光格子中のボース-アインシュタイン凝縮
  6.6 共振器冷却
  6.7 多粒子系の共振器冷却:確立冷却
  6.8 調和トラップにおけるフェルミエネルギー
7 分子
  7.1 分子振動の大きさ
  7.2 モースポテンシャルにおける振動定数
  7.3 遠心歪み
  7.4 蒸気における原子と分子の相対密度
  7.5 分子遷移における同位体シフト
  7.6 極性分子の電気双極子モーメント
  7.7 分子における核スピンのスカラー結合
  7.8 2原子分子のゼーマン効果
  7.9 オメガ型2重化
8 実験技術
  8.1 動く鏡からの光反射
  8.2 小さな粒子のレーザー加熱
  8.3 周波数変調光のスペクトル
  8.4 変調光の第2高調波
  8.5 離調共振器のリングダウン
  8.6 光ガイドを通した透過
  8.7 光場における量子ゆらぎ
  8.8 ビームスプリッタのノイズ
  8.9 偏光計における光子ショットノイズ
9 さまざまなトピックス
  9.1 コンパス針の歳差運動
  9.2 超低温中性子偏光板
  9.3 指数関数的に増大/減少する調和場
  9.4 マジック角
  9.5 クレプシュ-ゴルダン係数選択則の理解
  9.6 カピッツァ振り子
  9.7 原子分極の可視化
  9.8 物質の弾性率と引張り強度の見積り
  9.9 カシミール力
付録A 単位,変換因子,標準値
付録B 水素およびアルカリ原子における参考データ
付録C 原子と2原子分子の分光表記
付録D 光の偏光状態の記述
  D.1 ストークス・パラメータ
  D.2 ジョーンズの計算法
付録E オイラー角と回転行列
付録F ウィグナー-エッカルトの定理と既約テンソル
  F.1 ウィグナー-エッカルトの定理
  F.2 既約テンソル
付録G 密度行列
  G.1 密度行列と波動関数の関連性
  G.2 集団平均行列要素
  G.3 密度行列の時間発展:リウビル方程式
  G.4 原子の分極モーメント
付録H ファインマンダイアグラムの技術的要素
付録I 3-Jおよび6-J記号
  I.1 3-J記号
  I.2 6-J記号