尾留川 方孝/著 -- ビルカワ,マサタカ -- ぺりかん社 -- 2019.1 -- 210.35

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.3/ヒ019 0115722472 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 古代日本の穢れ・死者・儀礼
書名カナ コダイ ニホン ノ ケガレ シシャ ギレイ
著者 尾留川 方孝 /著  
著者カナ ビルカワ,マサタカ
出版地 東京
出版者 ぺりかん社
出版者カナ ペリカンシャ
出版年 2019.1
ページ数 586p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-奈良時代 , 日本-歴史-平安時代 , 生と死 , 儀礼 , 葬制
内容紹介 奈良・平安時代の朝廷と貴族社会では、死者 死体をどのように理解していたのか。穢れと神祇祭祀、浄土教の死体尊重と念仏の働き…。古代日本における死者観念の成立と変遷を、多様な文献と事例から詳細に跡づける。
NDC分類(9版) 210.35
ISBN 4-8315-1526-1
ISBN13桁 978-4-8315-1526-1
定価 ¥7000

目次

序章 死者観念に関する先行研究とその限界
第一章 穢れが問題とされる状況とその変容
  第一節 神祇祭祀との関連からみる穢れ規定
  第二節 年中行事の成立と神祇祭祀の地位の変化
  第三節 由来を異にする儀式間の交渉と年中行事
  第四節 日本の神祇祭祀と唐の祭祀との差異
第二章 喪葬儀礼と死の穢れ
  第一節 穢れ規定成立時の「人死」の内容とその由来
  第二節 吉礼と凶礼の択一関係と穢れ規定
  第三節 摂関期の天皇の喪葬とその対立軸の変化
第三章 穢れのひろがりと収束
  第一節 穢れの相対性
  第二節 朝廷の穢れと神社の穢れ
  第三節 二つの穢れの融合
第四章 埋葬後の儀礼からみる律令期の死者観念
  第一節 埋葬後の天皇を対象とする儀礼にみる死者観念
  第二節 埋葬後の官人への儀礼からみる死者の形態と場所
第五章 仏教説話にみる律令期のもう一つの死の理解
  第一節 輪廻観念の解体と因果の及ぶ限界
  第二節 滅罪の一時的滞在地としての地獄
  第三節 冥界の空間構造と死者の身体性
  第四節 「異相往生」は浄土にたどりつけたか
第六章 浄土教における遺体の意義と死者の存在する空間
  第一節 『往生要集』は遺体を尊重する儀礼の理論的根拠となりうるか
  第二節 『栄花物語』に描かれる浄土信仰とその基底
  第三節 二十五三昧会における遺体尊重と死者観念
終章 死者の扱いおよび存在の形態と空間