木下 衆/著 -- キノシタ,シュウ -- 世界思想社 -- 2019.2 -- 369.261

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 1階医療福祉17 369.2/キ019 0115733727 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 家族はなぜ介護してしまうのか
書名カナ カゾク ワ ナゼ カイゴ シテ シマウ ノカ
副書名 認知症の社会学
著者 木下 衆 /著  
著者カナ キノシタ,シュウ
出版地 京都
出版者 世界思想社
出版者カナ セカイ シソウシャ
出版年 2019.2
ページ数 9,241p
大きさ 19cm
一般件名 高齢者福祉 , 介護福祉 , 家庭看護 , 認知症
内容紹介 患者の人生や性格に合わせた介護が求められる現在の認知症。患者をよく知るからこそ、家族は悩み、憤り、反省する。家族介護はなぜ大変なのか、その大変さの源泉はどこにあるのかを、複数の具体的な事例をもとに考える。
NDC分類(9版) 369.261
ISBN 4-7907-1726-3
ISBN13桁 978-4-7907-1726-3
定価 ¥2300

目次

序章 新しい介護、新しい問題
  1 認知症とは何か
  2 認知症ケアの何が変わったのか
  3 医療社会学の視点
  4 介護が抱える問題と社会学が抱える問題
  5 患者の人生
1章 認知症の概念分析へ
  1 家族はなぜ介護を担うのか
  2 家族はどのような規範を身に着けていくのか
  3 認知症の概念分析
  4 フィールドとデータ
2章 認知症に気づく
  1 気づきへの注目
  2 気づきのプロセスを問う
  3 Kとその家族
  4 いかにして気づいたのか
  5 なぜ気づけなかったのか
  6 争点として立ち現れる、相手の人生
3章 患者にはたらきかける
  1 より良い介護の基準はどこにあるのか
  2 反省する家族への注目
  3 Lとその家族
  4 はたらきかけの基準
  5 患者本人による人生の意味づけ
  6 家族による人生の再構築
  7 専門的知識が求める日常的知識
4章 悩みを抱える/相談する
  1 家族会で相談する
  2 認知症概念に基づく責任の帰属
  3 認知症概念がもたらす規範
  4 認知症患者のプロトタイプ
  5 悩みのあり方の変化
  6 「社会的なもの」としての家族会メンバーの悩み
5章 他の介護者に憤る
  1 患者の「本当の姿」をめぐる対立・葛藤
  2 専門職に対して憤るとき
  3 家族に対して憤るとき
  4 新しい認知症ケアがもたらす対立・葛藤
終章 新しい認知症ケア時代を生きる
  1 新しい認知症ケア時代だからこそ介護を担う家族
  2 介護家族が身に着けていく規範
  3 人生それ自体の再構築
  4 介護家族の悩みから見えるもの
  5 介護する人、される人へ