吉海 直人/監修 -- ヨシカイ,ナオト -- ブティック社 -- 2019.1 -- 911.147

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図児童 児童詩短歌 91/フ019 0121420327 児童図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図児童 1 0 1

資料詳細

タイトル 漫画で楽しく歌を味わう百人一首
書名カナ マンガ デ タノシク ウタ オ アジワウ ヒャクニン イッシュ
シリーズ名 Boutiquebooks
著者 吉海 直人 /監修  
著者カナ ヨシカイ,ナオト
出版地 東京
出版者 ブティック社
出版者カナ ブティックシャ
出版年 2019.1
ページ数 152p
大きさ 26cm
シリーズ名 Boutiquebooks
シリーズ名カナ ブティック ブックス
一般件名 百人一首
児童内容紹介 古代から鎌倉(かまくら)時代までの、100人のすぐれた歌人がよんだ和歌を集めた「百人一首」について、それぞれの歌の意味、言葉の意味をふりがなつきで分かりやすく解説(かいせつ)。また、歌にまつわる知られざるエピソードなどを、まんがとイラストで楽しく紹介(しょうかい)します。
内容紹介 男女の色恋から人生論、自然の情景を詠んだものまで、思わず共感してしまう百人一首の歌の意味を分かりやすく解説。歌に詠まれた背景や作者の人物像なども、漫画やイラストで紹介します。
NDC分類(9版) 911.147
ISBN 4-8347-9004-7
ISBN13桁 978-4-8347-9004-7
定価 ¥1250

目次

プロローグ
  百人一首を味わうためのキーワード
  この本の使い方
  秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の かげのさやけさ 左京大夫顕輔
  秋の田の かりほのいほの とまをあらみ わが衣手は つゆにぬれつつ 天智天皇
  明けぬれば くるるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 藤原道信朝臣
  あさぢふの 小野のしの原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき 参議等
  朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪 坂上是則
  朝ぼらけ 宇治の川ぎり たえだえに あらはれわたる 瀬々のあじろ木 権中納言定頼
  あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ 柿本人麻呂
  淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜ねざめぬ 須磨の関守 源兼昌
  あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな 謙徳公
  かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな 燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣
  かささぎの わたせる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける 中納言家持
  風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける 従二位家隆
  風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな 源重之
  きみがため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇
  きみがため をしからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな 藤原義孝
  きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかもねむ 後京極摂政前太政大臣
  心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 凡河内躬恒
  心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな 三条院
  さびしさに 宿を立ちいでて ながむれば いづこも同じ 秋の夕ぐれ 良暹法師
  忍ぶれど 色にいでにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで 平兼盛
  しらつゆに 風のふきしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 文屋朝康
  住の江の 岸による波 よるさへや 夢のかよひ路 人めよくらむ 藤原敏行朝臣
  瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われてもすゑに あはむとぞ思ふ 崇徳院
  高砂の 尾のへの桜 咲きにけり とやまのかすみ 立たずもあらなむ 権中納言匡房
  滝の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 大納言公任
  田子の浦に うちいでてみれば 白たへの 富士の高ねに 雪は降りつつ 山部赤人
  立ち別れ いなばの山の みねにおふる まつとし聞かば 今帰り来む 中納言行平
  玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの よわりもぞする 式子内親王
  たれをかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに 藤原興風
  ちぎりおきし させもがつゆを 命にて あはれことしの 秋もいぬめり 藤原基俊
  ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ 末の松山 波こさじとは 清原元輔
  ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣
  長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れてけさは ものをこそ思へ 待賢門院堀河
  ながらへば またこのごろや しのばれむ うしと見し世ぞ 今は恋しき 藤原清輔朝臣
  なげきつつ ひとりぬる夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 右大将道綱母
  なげけとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな 西行法師
  夏の夜は まだよひながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ 清原深養父
  名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな 三条右大臣
  難波江の あしのかりねの 一よゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき 皇嘉門院別当
  難波潟 みじかきあしの ふしの間も あはでこの世を すぐしてよとや 伊勢
  花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 入道前太政大臣
  花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に 小野小町
  春過ぎて 夏来にけらし 白たへの 衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇
  春の夜の 夢ばかりなる たまくらに かひなく立たむ 名こそをしけれ 周防内侍
  ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ 紀友則
  人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀貫之
  人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 後鳥羽院
  ふくからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 文屋康秀
  ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる 後徳大寺左大臣
  みかきもり ゑじのたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ 大中臣能宣朝臣
  みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ 中納言兼輔
  見せばやな 雄島のあまの そでだにも ぬれにぞぬれし 色は変はらず 殷富門院大輔
  みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに 乱れそめにし われならなくに 河原左大臣
  み吉野の 山の秋風 さよふけて ふるさと寒く 衣うつなり 参議雅経
  むら雨の つゆもまだ干ぬ まきの葉に きり立ちのぼる 秋の夕ぐれ 寂蓮法師
  めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 紫式部
  ももしきや 古きのきばの しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 順徳院
  もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし 前大僧正行尊
  やすらはで ねなましものを さよふけて 傾くまでの 月を見しかな 赤染衛門
  八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり 恵慶法師
  山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ もみぢなりけり 春道列樹
  山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人めも草も かれぬと思へば 源宗于朝臣
  夕されば 門田の稲葉 おとづれて あしのまろやに 秋風ぞふく 大納言経信
  由良の門を わたる舟人 かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋の道かな 曾禰好忠
  世の中は 常にもがもな なぎさこぐ あまのをぶねの 綱手かなしも 鎌倉右大臣
  世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 皇太后宮大夫俊成
  夜もすがら もの思ふころは 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり 俊恵法師
  わがいほは 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり 喜撰法師
  わがそでは 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾く間もなし 二条院讃岐
  忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の をしくもあるかな 右近
  忘れじの 行く末までは かたければ けふを限りの 命ともがな 儀同三司母
  わたの原 こぎいでて見れば ひさかたの 雲居にまがふ おきつ白波 法性寺入道前関白太政大臣
  わたの原 八十島かけて こぎいでぬと 人には告げよ あまのつりぶね 参議篁
  わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思ふ 元良親王
  小倉山 みねのもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 貞信公
百人一首コラム
  1 平安貴族のファッション
  2 歌人の名前のひみつ
  3 月との深い関係
  4 親子歌人たち
  5 定家を取り巻く歌人たち
  6 平安時代の人気娯楽「歌合」
  7 歌かるたのはじまり
  8 平安時代の恋愛事情
  9 モテ女の恋愛相関図 伊勢編
巻末ふろく
  1 十種のタイプ別 歌人紹介
  2 歌人たちの年表
  3 きまり字一覧表