原口 耕一郎/著 -- ハラグチ,コウイチロウ -- 同成社 -- 2018.10 -- 210.3

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A4層 K22/ハ018 0131182966 郷土資料 貸出禁止 在架
県図一般 郷土資料コーナー K22/ハ018 0131183527 郷土資料   在架
県図一般 郷土資料コーナー K22/ハ018 0131183519 郷土資料 貸出禁止 在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 3 0 1

資料詳細

タイトル 隼人と日本書紀
書名カナ ハヤト ト ニホン ショキ
シリーズ名 同成社古代史選書
著者 原口 耕一郎 /著  
著者カナ ハラグチ,コウイチロウ
出版地 東京
出版者 同成社
出版者カナ ドウセイシャ
出版年 2018.10
ページ数 8,229p
大きさ 22cm
シリーズ名 同成社古代史選書
シリーズ名カナ ドウセイシャ コダイシ センショ
叢書巻次 31
一般件名 隼人 , 日本書紀
内容紹介 「日本書紀」研究の現状を振り返り、天皇制の成立とその意義を確認し、古典学 文献学的方法を用いて「古事記」などの隼人関係記事の政治思想史的側面を中心に分析。隼人の虚偽性と歴史的事実の間に存在する問題群を追求する。
NDC分類(9版) 210.3
ISBN 4-88621-807-0
ISBN13桁 978-4-88621-807-0
定価 ¥5500

目次

序章-本書の視角-
  一 作品としての『記・紀』
  二 漢字で書かれたテキストとしての『記・紀』
  三 古代天皇制と「律令国家」
  四 『日本書紀』出典論と史料批判
  五 本書の視角
第一章 隼人論の現在
  一 天皇制と隼人
  二 隼人の時間的範囲
  三 隼人の空間的範囲
  四 政治的に創出された隼人
  五 考古資料と隼人
  六 畿内隼人をめぐって
  七 隼人論の現在
第二章 隼人の名義をめぐって
  一 「隼人」名称の使用開始時期をめぐって
  二 隼人の名義をめぐる諸説
  三 四神思想(鳥隼)説をめぐって
  四 「隼」の用字をめぐって
第三章 『記・紀』隼人関係記事の再検討
  一 『記・紀』の隼人関係記事
  二 『日本書紀』出典論をめぐる近年の動向
  三 『記・紀』隼人関係記事の再検討
  四 『記・紀』の述作と隼人
第四章 大宝令前後における隼人の位置づけをめぐって
  一 多禰嶋人の位置づけをめぐって
  二 隼人関係記事の文飾をめぐって
  三 七一〇年代における対隼人政策をめぐって
  四 天皇制と夷狄概念
  五 大宝令前後における隼人の位置づけをめぐって
第五章 「日向神話」と出典論
  一 「日向神話」の概要
  二 「日向神話」と南九州、隼人
  三 神代紀と出典論
  四 「日向神話」と出典論
第六章 「日向神話」の隼人像
  一 隼人研究の概略
  二 『記・紀』編纂時における南九州情勢
  三 隼人の風俗歌舞奏上の開始時期について
  四 隼人による王権守護の開始時期について
  五 八世紀の求めた「神話」
第七章 「神武東征」の成立
  一 アマテラスの誕生
  二 神代紀と神武紀
  三 神武紀と神武記
  四 神武と「日向」
  五 「神武東征」の成立
終章-『日本書紀』を創るということ-
  一 奈良時代の「日向神話」
  二 「古典」としての『記・紀』、あるいは『記・紀』の「非読者」
  三 『日本書紀』出典論のもう一つの意義
  四 テキストのなかの隼人