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田中 雅一/著 -- タナカ,マサカズ -- 世界思想社 -- 2018.6 -- 389

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 389/タ018 0115557936 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 誘惑する文化人類学
書名カナ ユウワク スル ブンカ ジンルイガク
副書名 コンタクト・ゾーンの世界へ
著者 田中 雅一 /著  
著者カナ タナカ,マサカズ
出版地 京都
出版者 世界思想社
出版者カナ セカイ シソウシャ
出版年 2018.6
ページ数 6,328p
大きさ 22cm
一般件名 文化人類学
内容紹介 文化人類学による全体化とは、異文化を超越的な視点から理解しようとすることを意味する。共鳴するコンタクト・ゾーンと身体世界を探究し、全体化に抗する文化人類学を提唱する。
NDC分類(9版) 389
ISBN 4-7907-1706-5
ISBN13桁 978-4-7907-1706-5
定価 ¥3800

目次

序章
  一 文化人類学への視座
  二 なにを継承すべきか?
  三 なにを葬り去るべきか?
  四 わたしたちとかれら
  五 従属する主体
  六 呼びかけからパフォーマティヴィティへ
  七 攪乱するエイジェント
  八 エイジェンシーのコミュニティ
  九 共鳴する身体
第Ⅰ部 誘惑の文化人類学
第一章 誘惑と告白
  一 はじめに
  二 誘惑とはなにか?
  三 主客逆転と相互転換
  四 身体性と偶発性
  五 儀礼と告白
  六 エロスの世界と共鳴する身体
  七 誘惑のトポス
  八 他者像の転換
  九 誘惑する民族誌の創出
第二章 誘惑モデルと闘争モデル
  一 はじめに
  二 闘争モデル
  三 ネットワークと関わり合い
  四 エイジェントと誘惑
  五 愛撫する手
  六 肉の共同体
第三章 構造と誘惑のトポス
  一 はじめに
  二 文化の記述から個人の記述へ
  三 ヴァルナ、ジャーティ、カースト
  四 カーストを理解する試み
  五 ムリの世界
第四章 「未開」の誘惑
  一 はじめに
  二 『汚穢と禁忌』をめぐって
  三 身体のゆくえ
  四 モダン・プリミティヴという実践
  五 変態/ヘンタイする身体
第五章 モノの誘惑
  一 はじめに
  二 今なぜフェティシズムなのか?
  三 道具的世界観批判
  四 フェティッシュあるいはフェティシズムとはなにか?
  五 不在の否認
  六 フェティッシュ・ネットワーク
  七 現代社会への視座
第Ⅱ部 コンタクト・ゾーンの文化人類学
第六章 トライバル・ゾーンからコンタクト・ゾーンへ
  一 はじめに
  二 コンタクト・ゾーンとはなにか?
  三 『帝国のまなざし』を読む
  四 コンタクト・ゾーンとしてのフィールド
  五 文化交流を越えて
第七章 民族誌の時間
  一 はじめに
  二 フィールドの時間、ホームの時間
  三 フィールドでの異時間主義
  四 フィールドにおける二つの時間モード
  五 共時間的なやりとり
  六 運命的瞬間
第八章 暴力とその変貌
  一 はじめに
  二 人類学の死角へ
  三 文化人類学の暴力
  四 儀礼という回路
  五 儀礼的暴力の「野蛮さ」
  六 コンタクト・ゾーンにおける暴力の変容
  七 暴力の分類
第九章 実用人類学の系譜
  一 はじめに
  二 実用という視点
  三 人類学の役割
  四 フィールドとしての植民地
  五 ローズ・リヴィングストン研究所
  六 人類学者の孤立
  七 研究・教育活動
  八 その後のローズ・リヴィングストン研究所
  九 植民地からアカデミアへ
第一〇章 探検と共同研究
  一 はじめに
  二 探検と冒険
  三 京都大学における探検の存続
  四 今西錦司から梅棹忠夫へ
  五 南洋探検
  六 共同研究という方法
補論1 トランザクショナリズムの限界と可能性
  一 はじめに
  二 生い立ちと経歴
  三 スワート社会の民族誌
  四 スワート社会の指導力
  五 構造機能主義への批判
  六 スワート民族誌批判
  七 エスニシティ論
  八 創造力の人類学へ
補論2 場所の誘惑
  一 はじめに
  二 文化批評を実践する
  三 共鳴する場所と身体
  四 神聖なる地球