日下部 文夫/著 -- クサカベ,フミオ -- くろしお出版 -- 2018.5 -- 801

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 801/ク018 0115614158 一般図書   在架
奄美一般 郷土資料コーナー K81/ク018 0230289746 郷土資料   在架
奄美一般 郷土資料コーナー K81/ク018 0230289753 郷土資料 貸出禁止 在架
奄美一般 書庫2層 K81/ク018 0230289761 郷土資料 貸出禁止 在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1
奄美一般 3 0 1

資料詳細

タイトル 生きたコトバをつかまえる
書名カナ イキタ コトバ オ ツカマエル
副書名 日下部文夫著作選
著者 日下部 文夫 /著  
著者カナ クサカベ,フミオ
出版地 東京
出版者 くろしお出版
出版者カナ クロシオ シュッパン
出版年 2018.5
ページ数 13,286p
大きさ 22cm
一般件名 言語学
内容紹介 2014年に97歳で亡くなった言語学者、日下部文夫の生前の論文をまとめた著作選。文字・表記や音声、文法についての論考や、琉球やミクロネシアでの現地調査に基づいた論考など、幅広い内容の15編を収録する。
NDC分類(9版) 801
ISBN 4-87424-767-9
ISBN13桁 978-4-87424-767-9
定価 ¥6400

目次

第1章 日本語教育と国語教育
第2章 語頭の音節形成通鼻音について
  0.まえおき
  1.音節末のイ・ウ表記
  2.語頭の鼻音表記
  3.語頭の「イ」の消滅
  4.沖縄の語頭通鼻音節
  5.声門破裂音の意義
  6.結び:語頭の音「ン」
第3章 沖縄北部方言における一音節名詞アクセントについて
  1.まえおき
  2.第一類・第二類の別
  3.高低・昇降
  4.一音節名詞アクセント諸例
  5.二音節名詞アクセントの体系
  6.アクセント核の導入
  7.まとめ
第4章 東京語の音節構成
  0.はじめに
  1.音節のありかた
  2.付属(あと)モーラ
  3.相関束
  4.付属部の構成
  5.音節図式
  6.おわりに
第5章 現代世界の文字
  1.文字は語を表記する
  2.文字は音を伴う
  3.基本的機能から見て
  4.社会的機能について
  5.字形の識別について
  6.技術的要素として
  7.国際性について
  8.地域性について
  9.宗派性について
第6章 日本のローマ字
  1.ローマ字と日本
  2.ローマ字つづり方の前史
  3.ローマ字国字論とつづり方
  4.国際交流とつづり方
  5.理論的開発
  6.実務のローマ字
  7.ローマ字の諸条件
第7章 ローマ字論者の言いぶん
  1.アルファベットを知っているか
  2.では、「国語」を知っているだろうか
  3.結び
第8章 現代日本語における助詞分類の基準
  0.まえおき
  1.ひとつの形にいくつかの機能
  2.位置関係を示す助詞
  3.「が」「は」「も」
  4.活用体系にならって
  5.解決できること・できないこと
  6.むすび
第9章 北をミレ南だけをミサセルな
第10章 平良市(宮古島)における所の呼びかた
  0.まえおき
  1.概念的空間
  2.個別的空間
  3.まとめ
第11章 空間関係をあらわすことば
  0.まえおき
  1.住居の間取り
  2.表・裏
  3.上座・下座
  4.住居の前後
  5.集落内の位置関係
  6.むすび
第12章 パラオとヤップの語彙に現われる方位のずれ
  1.パラオ諸島
  2.マルキョクにおける村長の邸
  3.東に帰る
  4.ヤップ諸島
  5.水路の両岸
  6.天に帰る道
  7.方位名のずれの傾向
第13章 語彙に構造があるか
  1.相関
  2.アガル・ノボル
第14章 沖縄のことば
  1.沖縄の孤絶
  2.琉歌
  3.三母音
  4.エーとオー
  5.子音のねじれ
  6.東北なまり
  7.語形の短縮
  8.語頭のツメ音
  9.語頭のハネ音
第15章 言語と社会環境
  1.方言蔑視
  2.文書階級
  3.女・子ども
  4.多産の言語
  5.明治の遺産「国語」
  6.東アジアから西ヨーロッパへ
  7.共通語時代
  8.精神的風土
  9.子どもにとって