酒井 一臣/著 -- サカイ,カズオミ -- 吉川弘文館 -- 2018.6 -- 319.1

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 319.1/サ018 0115549107 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 帝国日本の外交と民主主義
書名カナ テイコク ニホン ノ ガイコウ ト ミンシュ シュギ
著者 酒井 一臣 /著  
著者カナ サカイ,カズオミ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2018.6
ページ数 5,258,3p
大きさ 22cm
一般件名 日本-対外関係-歴史 , 民主主義
内容紹介 国際協調や不戦条約などの外交課題から、戦間期日本におきた国民外交論の内実と展開、破綻要因を追究。近代日本の事例から、ポピュリズムが盛行する現代社会の「外交と民主主義」の関係を問い直す。
NDC分類(9版) 319.1
ISBN 4-642-03877-5
ISBN13桁 978-4-642-03877-5
定価 ¥7500

目次

序章 大衆は外交に関われるのか
  一 本書の問題意識
  二 研究手法
  三 本書の構成
第一部 国民外交の時代
第一章 渋沢栄一の渡米実業団
  はじめに
  一 国民外交と民間外交
  二 「兵役」としての渡米実業団
  三 外交教育としての渡米実業団
  四 ふれられぬ移民問題
  おわりに
第二章 国民外交の逆説
  はじめに
  一 日本版国民外交論の形成
  二 信夫淳平の国民外交論
  三 国民外交と国際協調主義の限界
  おわりに
第三章 不戦条約再考
  はじめに
  一 不戦条約の意義
  二 「人民の名に於て」論争の分析
  三 外交の民主化と不戦条約
  おわりに
第二部 移民と文明国標準
第一章 移民か棄民か
  はじめに
  一 日本における移民研究の問題点
  二 文明国標準の移民観
  三 外交官の移民観
  おわりに
第二章 京大教授原勝郎の南洋観
  はじめに
  一 一縉紳の南洋観
  二 原勝郎の歴史認識
  おわりに
第三章 島崎藤村の南米行
  はじめに
  一 藤村南米派遣の外交的意味
  二 『南米移民見聞録』
  三 藤村の「国民外交」
  おわりに
第三部 迷走する新秩序
第一章 「脱欧入亜」の同床異夢
  はじめに
  一 レイサム使節団の「親善」
  二 出淵使節団の「親善」
  おわりに
第二章 小村寿太郎へのオマージュ
  はじめに
  一 古典外交と新秩序論
  二 古典外交論者にとっての「新秩序」
  三 二つの小村寿太郎伝
  おわりに
第三章 金子堅太郎の「国民外交」
  はじめに
  一 金子遣米の背景
  二 アメリカでの広報活動
  三 排日問題
  おわりに
終章 外交と民主主義のゆくえ