小林 昭菜/著 -- コバヤシ,アキナ -- 岩波書店 -- 2018.3 -- 210.75

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.7/コ018 0115546038 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル シベリア抑留
書名カナ シベリア ヨクリュウ
副書名 米ソ関係の中での変容
著者 小林 昭菜 /著  
著者カナ コバヤシ,アキナ
出版地 東京
出版者 岩波書店
出版者カナ イワナミ ショテン
出版年 2018.3
ページ数 8,179,40p
大きさ 22cm
一般件名 シベリア抑留
内容紹介 ソ連に抑留された捕虜を米ソはどのように利用したのか。膨大なロシア公文書とGHQ史料を用いながら、労働力の確保として始まった抑留が、日本の親ソ化を担う人材を育成するプロジェクトへと変容していく過程を明らかにする。
NDC分類(9版) 210.75
ISBN 4-00-061250-0
ISBN13桁 978-4-00-061250-0
定価 ¥4400

目次

序章 米ソ関係の中で生まれた悲劇
  はじめに
  一 「シベリア抑留」とは
  二 「シベリア抑留者」は捕虜なのか、抑留者なのか
  三 先行研究
  四 先行研究における問題点
  五 本書の視覚
第一章 なぜ日本人将兵は抑留されたのか
  はじめに
  一 極東ソ連軍の満州進攻と関東軍の武装解除
  二 日本人捕虜の総数
  三 「シベリア抑留」の発生理由は関東軍の密約か、北海道北部占領との代替か
  小括
第二章 日本人軍事捕虜の移送と収容所での生活
  はじめに
  一 ドイツ人軍事捕虜と日本人軍事捕虜の交換
  二 日本人軍事捕虜の移送と配置
  三 収容所の実態
  四 冷戦下のプロパガンダ
  小括
第三章 冷戦の中の変容
  はじめに
  一 政治教育の始まり
  二 「民主運動」の深化
  三 強化される政治教育
  四 ドイツ人軍事捕虜の「反ファシスト運動」
  五 長期抑留者によるもう一つの民主運動
  小括
第四章 米国から見たソ連の日本人軍事捕虜
  はじめに
  一 「プロジェクト・スティッチ」の記録から浮かび上がる「ソビエト化」の実態
  二 政治教育の最終ステージ
  三 つくられた「ソビエト化」の危機
  四 二重スパイから自民党政治家まで
  五 米占領軍の「執拗」な帰還者調査から見る抑留の実態
  小括
終章