相馬 拓也/著 -- ソウマ,タクヤ -- ナカニシヤ出版 -- 2018.2 -- 787.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 787.6/ソ018 0115646150 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 鷲使い(イーグルハンター)の民族誌
書名カナ イーグル ハンター ノ ミンゾクシ
副書名 モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学
著者 相馬 拓也 /著  
著者カナ ソウマ,タクヤ
出版地 京都
出版者 ナカニシヤ出版
出版者カナ ナカニシヤ シュッパン
出版年 2018.2
ページ数 9,232p
大きさ 22cm
一般件名 鷹狩 , カザフ族 , いぬわし
内容紹介 モンゴル西部アルタイ山脈のカザフ系モンゴル人たちによって、1300年にわたり受け継がれてきた「騎馬鷹狩文化」。イヌワシと暮らす鷲使い(イーグルハンター)たちとのフィールドワークから、その実態を明らかにする。
NDC分類(9版) 787.6
ISBN 4-7795-1256-8
ISBN13桁 978-4-7795-1256-8
定価 ¥5500

目次

序章 ヒトと猛禽の交渉譜
  Ⅰ 鳥と人類社会
  Ⅱ 鷹狩文化の研究
  Ⅲ 本研究の目的・背景・問題意識
  Ⅳ 本書の構成
第1章 イヌワシとの出会いと別れ
  Ⅰ はじめに-イヌワシとの出会いと別れの物語
  Ⅱ イヌワシの捕獲方法
  Ⅲ 鷲使いによるイヌワシの入手離別履歴
  Ⅳ イヌワシ捕獲をめぐる環境と社会
  Ⅴ まとめ
第2章 イヌワシを馴らす
  Ⅰ はじめに
  Ⅱ 対象地域と調査の概要
  Ⅲ アルタイ山脈のイヌワシの特徴
  Ⅳ イヌワシと鷲使いの交渉暦
  Ⅴ イヌワシ馴化の知と技法
  Ⅵ イヌワシ給餌の知と技法
  Ⅶ 狩猟馴致の知と技法
  Ⅷ イヌワシとのラポール構築と共生観
  Ⅸ まとめ-カザフ鷲使いとイヌワシの関係誌
第3章 イヌワシを駆る
  Ⅰ 騎馬鷹狩の狩猟と現状
  Ⅱ サグサイ村アグジャル山地での狩猟実践
  Ⅲ 騎馬鷹狩猟の持続性
  Ⅳ まとめ-狩猟実践の今後と展望
第4章 イヌワシを飾り、魅せる
  Ⅰ 動物を着飾る/魅せる修辞術
  Ⅱ 騎馬鷹狩に必須の4つの鷹具
  Ⅲ イヌワシをつなぐ-据え置きに使われる道具
  Ⅳ イヌワシを養う-給餌に使われる道具
  Ⅴ イヌワシを鍛える-狩猟訓練に使われる道具
  Ⅵ 鷹具から見たカザフ騎馬鷹狩文化の独自性
  Ⅶ まとめ
第5章 イヌワシを受け継ぐ
  Ⅰ 騎馬鷹狩文化の復興・再生・変容の21世紀
  Ⅱ イヌワシ祭と地域社会
  Ⅲ イヌワシ祭をめぐる騎馬鷹狩文化の変容
  Ⅳ イヌワシとヒナの捕獲と取引の常態化
  Ⅴ まとめ-騎馬鷹狩文化の持続性
終章 イヌワシと鷲使いの環境共生観
  Ⅰ 騎馬鷹狩猟の成立を支えるもの
  Ⅱ イヌワシ飼養と出猟にみる騎馬鷹狩の生態条件
  Ⅲ 鷹狩実践と伝統知継承の社会条件
  Ⅳ 騎馬鷹狩文化の持続性と成立条件
  Ⅴ まとめ-鷲使い“イーグルハンター”の民族誌