越智 郁乃/著 -- オチ,イクノ -- 森話社 -- 2018.2 -- 385.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 385.6/オ018 0115588980 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 動く墓
書名カナ ウゴク ハカ
副書名 沖縄の都市移住者と祖先祭祀
著者 越智 郁乃 /著  
著者カナ オチ,イクノ
出版地 東京
出版者 森話社
出版者カナ シンワシャ
出版年 2018.2
ページ数 239p
大きさ 22cm
一般件名 墳墓 , 祖先崇拝 , 沖縄県-風俗
内容紹介 死者の安置所あるいは祭祀の場たる墓の移動は、特に沖縄本島都市部に移動してきた人々の生き方にどのように影響しているのだろうか。沖縄戦、米軍統治、本土復帰を経て、なお変容し続ける現代沖縄の生と死のリアリティ。
NDC分類(9版) 385.6
ISBN 4-86405-127-9
ISBN13桁 978-4-86405-127-9
定価 ¥4200

目次

序章 生と墓
  一 本書の目的と論点
  二 沖縄研究をめぐる政治性
  三 新しい沖縄研究にむけて
  四 本書の構成と調査の概要
第一章 沖縄社会と祖先祭祀
  一 先行研究と問題点
  二 「家」単位の祖先祭祀と日常的実践
  三 沖縄社会の変容と祖先祭祀の継続
第二章 世替わりと墓
  一 沖縄県の歴史と人の移動
  二 都市化と墓
  三 経済成長と墓
  四 社会変容と墓
第三章 墓を造るモノの変化
  一 戦後まもなくの造墓の変化
  二 本土復帰後の造墓
  三 素材の変化と墓の概念
第四章 墓と葛藤
  一 戦後の移動の波、復帰後の生活変化
  二 移住者の生活と墓、位牌
  三 墓の移動という選択と葛藤
  四 祭祀の継続と故郷観
第五章 骨の処遇
  一 遺骨の集合化と火葬の影響
  二 遺骨の個別化と祖先
  三 墓の移動に関する知識の所在
  四 骨の処遇にみる死者との「親密さ」と祖先観
第六章 新しい墓と祖先
  一 墓における表象と比喩
  二 墓の移動と幸・不幸
  三 墓の移動と祖先観の再構築
終章 動き続ける墓
  一 墓とメモリアリズム
  二 動く墓のメモリアリズムと創造性