大曽根 寛/編著 -- オオソネ,ヒロシ -- 放送大学教育振興会 -- 2018.3 -- 369.11

※所蔵欄の「帯出区分」が「貸出禁止」のものや、「状態」が「在架」のものは予約できません。

※奄美図書館からの取り寄せは、システムの関係上、来館しての手続きが必要です。

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 369.1/オ018 0115915233 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 福祉政策の課題
書名カナ フクシ セイサク ノ カダイ
副書名 人権保障への道
シリーズ名 放送大学大学院教材
著者 大曽根 寛 /編著  
著者カナ オオソネ,ヒロシ
版表示 改訂版
出版地 東京
出版者 放送大学教育振興会
出版者カナ ホウソウ ダイガク キョウイク シンコウカイ
出版年 2018.3
ページ数 275p
大きさ 21cm
シリーズ名 放送大学大学院教材
シリーズ名カナ ホウソウ ダイガク ダイガクイン キョウザイ
シリーズ名 放送大学大学院文化科学研究科
シリーズ名カナ ホウソウ ダイガク ダイガクイン ブンカ カガク ケンキュウカ
一般件名 社会福祉 , 人権擁護
内容紹介 20世紀に形成された福祉政策の歴史的な発展過程を追いつつ、人権理念を背景に政策の範囲と内容を豊かにしてきたことを解説。さらに、人権論的な基礎と、歴史的背景から見えてくる政策課題を考察する。研究課題も掲載。
NDC分類(9版) 369.11
ISBN 4-595-14100-3
ISBN13桁 978-4-595-14100-3
定価 ¥3000

目次

1 福祉政策と人権保障
  1.近代社会と福祉政策
  2.近代社会における人権思想
  3.憲法にみる「福祉」
  4.憲法の人権類型
  5.まとめ
2 人権理念の歴史的発展
  1.わが国の政策動向
  2.障害者権利条約が求めるもの
  3.2011年基本法の限界と今後の課題
3 家族・ジェンダーと福祉政策
  1.法における家族の捉え方
  2.福祉国家と「家族」
  3.家族・ジェンダーと福祉政策をめぐる個別論点
  4.まとめ
4 地域社会と福祉法制
  1.地域社会と福祉の関係
  2.誰が地域を担うのか
  3.障がい者の「地域で生きる」を考える
  4.まとめ:地域福祉と人権
5 資本主義の成立・展開と企業
  1.アダム・スミスと企業…18世紀後半(産業革命前夜)
  2.マルクスと企業…19世紀中ごろ〜後半(資本主義の爛熟期)
  3.ケインズ・ベヴァリッジと企業…1930年代(資本主義の危機)
  4.フリードマンと企業…1970年代(福祉国家の危機)
  5.ピケティと企業…21世紀初頭(富の格差とその是正)
6 企業をめぐる福祉政策
  1.歴史的形成体としての企業福祉
  2.企業福祉と社会保障の関係性
  3.企業をめぐる福祉政策…その現代的課題
7 企業と人権保障
  1.企業の社会的責任(CSR)とグローバリゼーション
  2.国連によるグローバル・コンパクト
  3.ILOのディーセント・ワーク論
  4.ISO26000の作成と意義
  5.企業の社会的責任と人権
  6.国家,企業,人権保障
8 反貧困と福祉政策
  1.貧困の測定
  2.剝奪される権利とその様相
  3.貧困・社会的剝奪に対する対抗
  4.まとめ
9 生命と政策,自己決定
  1.生命権とは
  2.脳死と臓器移植
  3.臓器移植法
  4.死の選択
  5.自殺の権利
10 精神保健福祉政策と権利保障
  1.精神衛生法下の精神病院
  2.精神病院における人権侵害の歴史
  3.精神保健福祉への展開と精神科医療の現状
  4.退院促進のための制度改革
  5.精神保健福祉における権利保障の今後
11 障害の医療化と健康権保障
  1.医療化とは
  2.身体障害の医療化
  3.障害を取り巻く時代の変化
  4.障害のある人の健康権
12 刑事政策と福祉政策
  1.少年非行と福祉政策
  2.高齢者や障害者による犯罪と福祉政策
  3.触法精神障害者と福祉政策
  4.罪を犯した者に対する社会保険
  5.まとめ
13 刑事政策と福祉的実践
  1.起訴以前からの福祉的実践
  2.矯正施設での福祉的実践
  3.更生保護における福祉的実践
  4.罪を犯した女性に関連する課題
  5.まとめ
14 人権のための連帯
  1.人権をめぐる国際動向
  2.子どもの権利と福祉
  3.児童虐待における分離と介入
  4.親の権利と子どもの権利の調整
  5.まとめ:人権とケアと連帯
15 総合福祉政策の形成
  1.2010年代の動向
  2.21世紀における福祉政策構築の視点
  3.公共の福祉-人権の制約原理から人権保障の原理へ
  4.権利条約と日本国憲法
  5.人権思想の新たな展開
  6.まとめ