長坂 良宏/著 -- ナガサカ,ヨシヒロ -- 吉川弘文館 -- 2018.2 -- 210.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 210.5/ナ018 0115579989 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 近世の摂家と朝幕関係
書名カナ キンセイ ノ セッケ ト チョウバク カンケイ
著者 長坂 良宏 /著  
著者カナ ナガサカ,ヨシヒロ
出版地 東京
出版者 吉川弘文館
出版者カナ ヨシカワ コウブンカン
出版年 2018.2
ページ数 7,248,8p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-江戸時代 , 公家
内容紹介 近世中後期、幕府の朝廷統制の要とされ、公家社会を統括する立場にあった摂家に着目。その特質・権限や天皇・院・堂上公家との関係を、家督相続・再興、官位叙任、朝廷運営などの検証により明らかにし、変容の実態を追究する。
NDC分類(9版) 210.5
ISBN 4-642-03485-2
ISBN13桁 978-4-642-03485-2
定価 ¥8000

目次

序章 近世朝幕関係・天皇・朝廷研究の成果と課題
  一 近世朝幕関係・天皇・朝廷研究の成果
  二 近世摂家研究と課題設定
  三 本書の構成
第一部 近世摂家の特質
第一章 近世摂家相続の原則と朝幕関係
  はじめに
  一 九条稙基死去後の九条家相続問題
  二 鷹司基輝死去後の鷹司家相続問題
  おわりに
補論 近世摂家養嗣子相続の基礎的考察
  はじめに
  一 近世摂家養子相続についての先行研究
  二 養嗣子相続・還俗相続事例の検討
  おわりに
第二章 「摂家」松殿家の再興
  はじめに
  一 寛永期の再興
  二 明和期の再興
  おわりに
第三章 近世朝廷における太政大臣補任の契機とその意義
  はじめに
  一 天皇元服加冠役に伴う補任
  二 東宮・儲君元服加冠役に伴う補任
  三 加冠を伴わない補任
  おわりに
第二部 近世中後期の朝幕関係と摂家・天皇・院
第一章 近世中期における摂政・関白の権限と天皇「政務」
  はじめに
  一 宝暦五年の一条道香の「復辟」
  二 安永元年近衛内前の「復辟」
  おわりに
第二章 文化期の朝廷と幕府
  はじめに
  一 中宮・院をめぐる諸問題と朝廷・幕府
  二 鷹司政煕関白辞職をめぐる朝廷・院・幕府
  おわりに
第三章 光格譲位前後の朝廷
  はじめに
  一 院御所の建造・修復と院御料
  二 光格天皇と閑院宮家・鷹司家
  おわりに
補論 光格院御所の形成と院執事鷹司政通
  はじめに
  一 光格院御所の形成過程
  二 院執事鷹司政通の「職務」
  おわりに
第四章 文政期の朝幕関係
  はじめに
  一 光格上皇・仁孝天皇と摂家
  二 朝廷から幕府への様々な財政援助要望
  三 公家衆の財政窮乏と知行加増・役料願い
  おわりに
終章 結論と課題
  一 近世摂家の特質
  二 近世中後期の朝幕関係と摂家・天皇・院
  三 幕末・維新期への展望