朴 祥美/著 -- パク,サンミ -- 岩波書店 -- 2017.10 -- 772.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A5層 772.1/ハ017 0115540007 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 帝国と戦後の文化政策
書名カナ テイコク ト センゴ ノ ブンカ セイサク
副書名 舞台の上の日本像
著者 朴 祥美 /著  
著者カナ パク,サンミ
出版地 東京
出版者 岩波書店
出版者カナ イワナミ ショテン
出版年 2017.10
ページ数 13,171,2p
大きさ 20cm
一般件名 演劇-日本 , 文化政策-歴史
内容紹介 他国に見せたい「日本」の姿は、いかに時代ごとに作られたのか。宝塚少女歌劇団の欧米公演、舞踊家・崔承喜の活躍、進駐軍向けの慰問公演などから考察し、日本の文化政策とそのもとで生きた人々の文化経験を描き出す。
NDC分類(9版) 772.1
ISBN 4-00-024056-7
ISBN13桁 978-4-00-024056-7
定価 ¥2300

目次

序章
  「文化の時代」
  文化政策と社会
  文化政策の国際的文脈
  「日本文化」の変遷
  宝塚歌劇団と和洋混合
  本書の構成
第一章 「文明国」日本を見せる
  はじめに
  文化外交の概念と国際文化振興会の設立
  宝塚少女歌劇団の欧州公演(一九三八年)
  宝塚少女歌劇団のアメリカ公演(一九三九年)
  渡米振袖使節の帰国と大東亜共栄圏への道
第二章 アジア主義の模索
  はじめに
  一九三〇年代の植民地文化ブーム
  植民地文化ブームのなかの崔承喜
  朝鮮における評価
  民族と芸術をめぐる苦悩
  西洋で舞う東洋の表象
  帰朝公演とアジア主義
第三章 「正しい」国民文化
  はじめに
  官民協同による新体制成立と文化活動
  国家主導の限界と民間資本
  日本移動演劇連盟と「正しい」国民文化
  移動演劇運動の実情
第四章 占領期の文化葛藤
  はじめに
  憧れのアメリカ
  芸術祭と復興
  左翼運動と文化活動
  占領の終結から高度成長期へ
第五章 新たな自画像
  はじめに
  対外文化事業の再開
  宝塚歌劇団の再渡米
  アメリカにおける評価
  国産を謳う-『メイド・イン・ニッポン』
  東京オリンピック以後
第六章 連鎖する文化経験
  はじめに
  朴正煕政権と文化韓国
  セマウル運動と日本
  セマウル運動下の「精神動員」
  韓国文化芸術振興院とセマウル演劇運動
  全斗煥政権の文化政策
  軍事政権以後の文化戦略