田中 弘美/著 -- タナカ,ヒロミ -- ミネルヴァ書房 -- 2017.10 -- 367.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 367.1/タ017 0115533325 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 「稼得とケアの調和モデル」とは何か
書名カナ カトク ト ケア ノ チョウワ モデル トワ ナニカ
副書名 「男性稼ぎ主モデル」の克服
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者 田中 弘美 /著  
著者カナ タナカ,ヒロミ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2017.10
ページ数 5,196p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ
叢書巻次 221
一般件名 男女共同参画
内容紹介 男は仕事、女は家庭という性別役割分業を基軸とする家族モデル、「男性稼ぎ主モデル」。それに代わる新しい社会モデル「稼得とケアの調和モデル」の提案とその実現プロセスを、国際比較を通して検討する。
NDC分類(9版) 367.1
ISBN 4-623-08131-8
ISBN13桁 978-4-623-08131-8
定価 ¥6500

目次

序章 「男性稼ぎ主モデル」の克服
  1 なぜ「男性稼ぎ主モデル」を克服しなければならないのか
  2 研究枠組み
  3 本書の構成
第Ⅰ部 「稼得とケアの調和モデル」の実現方法
第1章 規範論・政策論・動態論の連動
  1 先行研究の検討
  2 本書の位置づけ
第2章 「稼得とケアの調和モデル」《規範論》
  1 本章の目的
  2 「男性稼ぎ主モデル」とは異なるモデル
  3 定義と課題の明示
  4 政策論に向けて
第3章 「稼得とケアの調和モデル」の3つの政策理念型《政策論》
  1 本章の目的
  2 政策パッケージの多様性を検討する意義
  3 分析枠組み
  4 欧州6か国と日本の政策パッケージ
  5 3つの政策理念型
  6 多様な政策的アプローチ
第4章 欧州6か国と日本における「稼得とケアの調和」の現状
  1 本章の目的
  2 分析枠組み
  3 稼得役割
  4 ケア役割
  5 父親の役割変化が鍵
第Ⅱ部 「柔軟就労・共同ケア型」への移行
第5章 「北欧型」ECECシステムには移行せず
  1 本章の目的
  2 イギリスのECECシステム
  3 サービスの財源・供給における複合構制の採用
  4 教育・保育・福祉の分立
  5 「親の育児責任」の強調と受容
  6 「北欧型」への移行を阻害した要因
  7 アイディアの合意・共有が不可欠
第6章 「柔軟就労型」への移行
  1 本章の目的
  2 イギリスの「柔軟な働き方」制度
  3 「柔軟な働き方」法制化の過程
  4 「父親のケア役割」の欠落
  5 「柔軟就労型」への移行を促進した要因
  6 アクター間の関係性・相互作用
終章 「稼得とケアの調和モデル」が拓く未来
  1 欧州の経験が示す「稼得とケアの調和モデル」への道
  2 日本における移行経路の展望
  3 今後の研究に向けた課題