寺尾 智史/著 -- テラオ,サトシ -- 彩流社 -- 2017.8 -- 802

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫B1層 802/テ014 0115496333 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 言語多様性の継承は可能か
書名カナ ゲンゴ タヨウセイ ノ ケイショウ ワ カノウ カ
著者 寺尾 智史 /著  
著者カナ テラオ,サトシ
出版地 東京
出版者 彩流社
出版者カナ サイリュウシャ
出版年 2017.8
ページ数 270,15p
大きさ 22cm
一般件名 言語 , 少数民族
内容紹介 グローバル化の中で英語一色に塗りつぶされようとしている現在の言語社会にあって、衰亡に瀕する少数言語はいかに保全され、継承されるべきか。ミランダ語やアラゴン語、温州話、播磨ことば(播州弁)などを横断して考察する
NDC分類(9版) 802
ISBN 4-7791-2219-4
ISBN13桁 978-4-7791-2219-4
定価 ¥3200

目次

第一章 ミランダ語
  第一節 イベリア半島における「弱小少数言語」の位相
  第二節 むくつけき鄙の谷のファラ・チャラ
  第三節 ミランダ語言語法の成立まで
  第四節 EU債務危機とミランダ語
第二章 アラゴン語
  第一節 アラゴン語か<アラゴン方言>か-外部からの再発見と同定
  第二節 アラゴン語の東の果て-維持されるカタルーニャ語との接触
  第三節 アラゴン語の西の果て-退行するバスク語とともに
  第四節 「アラゴン言語法」をめぐる狂騒
第三章 少数言語保全と言語多様性保全との相克
  第一節 少数言語保全と言語多様性保全-その関係性
  第二節 ボリビアからの照応
  第三節 超高速化する人間の流動と言語-ディアスポラの逆説化、あるいはクレオール化猶予の終わり?
第四章 言語多様性は継承できるのか
  第一節 “上海語”のふしぎ-「言語内言語」再考
  第二節 漢字という前近代的廃品は回収不可能か-「声と文字」再考からの取りかかり
  第三節 欧州の多文化/多言語主義は東アジアに適用可能か
  第四節 東アジアの多言語システムは「表音文字圏」に言語多様性非干渉型コミュニケーション成立への示唆を与えうるか
第五章 液状化社会における言語多様性継承の可能性
  第一節 播磨の奥(=加古川流域の中心)と近代「地方語詩」の黎明
  第二節 播州ことばというスティグマ
  第三節 加古川流域-分断された流域圏の再生に向けて
  第四節 ことばの多様性を維持する舞台の再配置に向けて