光岡 寿郎/著 -- ミツオカ,トシロウ -- せりか書房 -- 2017.6 -- 069.5

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 2階閲覧室 069.5/ミ017 0115485377 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 変貌するミュージアムコミュニケーション
書名カナ ヘンボウ スル ミュージアム コミュニケーション
副書名 来館者と展示空間をめぐるメディア論的想像力
著者 光岡 寿郎 /著  
著者カナ ミツオカ,トシロウ
出版地 東京
出版者 せりか書房
出版者カナ セリカ ショボウ
出版年 2017.6
ページ数 357p
大きさ 20cm
一般件名 博物館 , 展示
内容紹介 ミュージアムの来館者とは。学習者が集う社会教育施設として理解されてきたミュージアムを、メディア・テクノロジーによって構造化され、多様なコミュニケーションを媒介する空間<メディアコンプレックス>として描き直す。
NDC分類(9版) 069.5
ISBN 4-7967-0365-9
ISBN13桁 978-4-7967-0365-9
定価 ¥4000

目次

第一章 「来館者」から「ミュージアムコミュニケーション」へ
  一 モバイル・メディアとしての来館者
  二 「娯楽-教育」の軸線を揺れる
  三 コミュニケーションが理解される水準に定位する
  四 もう一つのミュージアム史
第二章 ミュージアムという実験室
  一 前史としての一九三〇年代アメリカ
  二 博物館疲労-ベンジャミン・ギルマンによる初期来館者研究
  三 来館者の行動を科学する
  四 アナログ時代のメディア・コンバージェンス
  五 ミュージアムという実験室
第三章 ミュージアムをめぐるメディア論的想像力
  一 電子メディア社会の到来とミュージアム
  二 ミュージアムと電子メディアの交渉
  三 電子メディアが媒介する想像力
  四 ミュージアムコミュニケーションの可能的様態
第四章 ミュージアムコミュニケーション概念の規格化
  一 消費社会におけるミュージアムの社会的責務
  二 コミュニケーションシステムとしてのミュージアム-ダンカン・キャメロン再考
  三 社会教育施設化を促されるミュージアム
  四 来館者調査法の制度化と規格化する「学び」概念
  五 メディア論的想像力の収束とその実践的帰結
第五章 ミュージアムコミュニケーション概念のメディア論的転回
  一 「実験計画調査法」批判の背景
  二 行動主義的来館者像の限界
  三 コミュニケーション概念を問い直す-一九八〇年代イギリス
  四 ミュージアムをメディアとして理解する-アイリーン・フーパー=グリーンヒルのミュージアムコミュニケーション論
  五 「到達点/出発点」としてのミュージアムコミュニケーション論
第六章 双方向化するミュージアムコミュニケーション
  一 回帰するメディア・テクノロジーへの想像力
  二 ミュージアムとデジタル技術の邂逅
  三 双方向性の拡大と選択する来館者
  四 行き詰まるミュージアムコミュニケーション論
第七章 メディアコンプレックスとしてのミュージアム
  一 もう一つのミュージアムコミュニケーション論
  二 ロジャー・シルバーストーンのミュージアム論
  三 メディアコンプレックスとしてのミュージアム
  四 メディアコンプレックスという方法
第八章 方法としてのミュージアムコミュニケーション
  一 ミュージアムというメディアの位相
  二 ミュージアムコミュニケーション論の未来図
  三 方法としてのミュージアムコミュニケーション