米澤 旦/著 -- ヨネザワ,アキラ -- ミネルヴァ書房 -- 2017.5 -- 335.8

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県図一般 書庫A3層 335.8/ヨ017 0115448292 一般図書   在架

館別所蔵

館名 所蔵数 貸出中数 貸出可能数
県図一般 1 0 1

資料詳細

タイトル 社会的企業への新しい見方
書名カナ シャカイテキ キギョウ エノ アタラシイ ミカタ
副書名 社会政策のなかのサードセクター
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
著者 米澤 旦 /著  
著者カナ ヨネザワ,アキラ
出版地 京都
出版者 ミネルヴァ書房
出版者カナ ミネルヴァ ショボウ
出版年 2017.5
ページ数 4,305p
大きさ 22cm
シリーズ名 MINERVA人文・社会科学叢書
シリーズ名カナ ミネルヴァ ジンブン シャカイ カガク ソウショ
叢書巻次 218
一般件名 社会的企業
内容紹介 ポスト福祉多元主義の時代の社会政策研究において、サードセクター・社会的企業をどのように捉えるべきか。社会的企業の概念を精緻化し、労働統合型社会的企業の成立と活動の論理を実証データによって明らかにする。
NDC分類(9版) 335.8
ISBN 4-623-08016-8
ISBN13桁 978-4-623-08016-8
定価 ¥5800

目次

序章 サードセクター研究の行き詰まりをどのように乗り越えるか
  1 福祉多元主義の時代のあとのサードセクター
  2 本書の構成
第Ⅰ部 理論編-社会政策・サードセクター・社会的企業
第1章 社会政策におけるサードセクターの位置
  1 社会政策研究においてサードセクターはなぜ重要なのか
  2 社会政策研究へのサードセクターの取り込み
  3 福祉国家の再編とサードセクター
  4 サービス給付拡大とサードセクターの多元性
第2章 サードセクターを捉え直す
  1 サードセクターをいかに捉えるか
  2 サードセクターの強い境界区分
  3 サードセクターの弱い境界区分
  4 制度ロジック・モデルの有効性
  5 弱い境界区分,制度ロジック・モデル,次なる課題
第3章 社会的企業の二重の特定困難性とその対応
  1 社会的企業とサードセクターの対象特定問題
  2 サードセクターの典型例としての社会的企業-対象特定の困難1
  3 ハイブリッド組織としての社会的企業再考-対象特定の困難2
  4 社会的企業研究は対象特定問題にいかに向かい合うべきか
  5 経験的研究における主題の設定
第Ⅱ部 労働統合型社会的企業の成立と展開
第4章 労働統合型社会的企業の制度化
  1 労働統合型社会的企業の成立をめぐる論点
  2 労働統合型社会的企業の「発見」と「発明」
  3 日本国内の社会的企業の受容と政策導入
  4 労働統合型社会的企業の組織フィールドの構造化
  5 労働統合型社会的企業の(未完の)制度化
第5章 労働統合型社会的企業の二つの類型
  1 労働統合型社会的企業の多様性
  2 労働統合型社会的企業の類型の研究と課題
  3 法制度間比較-生活困窮者自立支援法と社会的事業所促進法の社会的企業像
  4 事例間比較-ホームレス資料センター調査を中心に
  5 制度ロジックと二つの類型
  6 組織形態と制度ロジックの多元性
第6章 支援型社会的企業の支援の論理
  1 支援型社会的企業による福祉の生産
  2 中間的就労についての評価と研究課題
  3 方法-分析の焦点と使用するデータ
  4 「生活クラブ風の村」における福祉の生産
  5 中間的就労の意義と限界
  6 均衡点のズレと制度ロジック
  7 支援型社会的企業の「福祉の生産」-専門職と市場の論理の狭間で
第7章 連帯型社会的企業における就労環境
  1 就労の場としての連帯型社会的企業
  2 社会的事業所の成立過程
  3 枠組みと方法
  4 分析結果-連帯型社会的企業の就労環境の長所と短所
  5 連帯型社会的企業の対等性が果たす役割と課題
  6 連帯型社会的企業のなかの就労の場-対等性と市場の論理の両立
終章 ポスト福祉多元主義のサードセクター研究
  1 本書の知見とその意義
  2 サードセクターと社会政策をめぐる研究の方向性